ブログネタ:誰に似てるっていわれる?
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俺はあまり顔に自信がない。
世の中には所謂「イケメン」もいれば「ブサイク」もいる。顔の好みは千差万別とは言え、誰しも、この人はイケメンでこの人はブサイクという基準があり、それが好みかどうかは置いといて美醜の境界があると思う。
多分、俺の顔はそのどちらにも当てはまらない。物凄く普通。これ程に凡庸って言葉がしっくりくる顔もなかなかいないんじゃないかというくらいに普通。似てると言われる芸能人も幅が広い。吉川晃司や的場浩二。あとは、安田大サーカスのクロちゃんやK-1ファイターの武蔵など。つまりは見ようによっては誰にでも見えるくらい普通の顔ってことだろう。
とは言え、似てるって言われるってことは何らかの共通点があるんじゃないか。ちょっと考えてみると、全員、ガタイがよくて目つきが悪い。
どうやら、周りの人間は俺のことをボンヤリと捉えているようだ。明らかに細かなディテールに目がっいってない。
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中国語で話し掛けられたことがある。
俺が住んでいる茨城県のつくば市は研究学園都市なんて名前がついているだけあって、市内の至る所に研究所が点在していて、しかも割と有名な大学を中心とした街作りをしている為、研究員として来日した人や筑波大への留学生なんかで普通に暮らしてるだけで、様々な外国人との接点がある。
中でもIT先進国であるインドの人や貿易が盛んな中国の人はよく見る。
そういうこともあって外国人と接する機会は少なくないんだけど、つくばに住む外国人は大体日本語を習得しているか英語で話す為に、全くわからないってことはないんだけど、いくらなんでも中国語は全くわからない。
そんなわけで、 自分は中国語を話せないことを何とか伝えようとしたら、どういうわけだかその人は「あ、すいません」と流暢な日本語で答えた。話せるんじゃねぇか、日本語。その後、俺が聞かれたことに答えたら、一言、礼を言ってその中国人は去って行った。
で、ちょっと思ったんだけど、何であの人は中国語で話しかけてきたんだろう。
日本国内で日本語を話せるならば日本語で話しかけたほうがコミュニケーションを円滑にとれることは明白なわけだし、まして日本人に話しかけているのだからなおさら日本語を話せばいい。そうしたことを加味して考えるに、多分、あの人は俺のことを同郷の人だと思ったんじゃないか。要するに、俺を中国人だと勘違いしたんじゃないだろうかってことだ。
仕事でやってきた異国の地。来たばかりのころは右も左もわからなかった。あれから10年は経っただろうか・・・。つくばに吹く風がなぜか故郷を思い出させた。母は元気だろうか・・・。ふと、見ると同郷の人間が呆然と立ち尽くしているではないか。きっと、彼も困っているに違いない。異国の冷たい風に吹かれて心まで寒くなっているんじゃないだろうか。そう思った私は、思い切って彼の肩を叩いた。
もしかしたら、そんな感じで俺に話しかけてきたんじゃないだろうか。もしも、中国語を話せたなら。なんだか、ちょっと申し訳ない気持ちになってきた。
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そういうわけで、どうやら俺は日本人の中でも普通すぎる顔をしていて、かつ、中国にもこういう顔がたくさんいるということがわかった。もし、俺の顔を知りたい、と言う人がいたら、典型的なアジア人の顔を思い浮かべてほしい。そのボンヤリしたイメージにたぶん一番似てる。ていうか、顔自体がハッキリとボンヤリしてる。友人が俺をボンヤリとしか捉えていない原因がよくわかった。