俺は極端に掃除が下手だ。

かなり気合いを入れないと部屋の掃除に取り掛かれない。そういうこともあってか、ちょっと前までとてつもなく散らかった部屋に住んでいた。居住空間を簡単に例えると、さしずめガンダムのコックピットって感じ。一人いると満員。それくらい汚かった。

で、今までの話でお分かりのように、ちょっと前にかなり気合いを入れて部屋を片付けたんだが、凄い。部屋がキレイなのって凄い。何で俺は面倒臭さに負けて掃除しなかったんだろう。今まで部屋の掃除もせずに一体何をやってきたんだ。俺の今までの人生って何だったんだ。そんな自問自答すらしたくなる。

ただ、部屋をキレイにしてみて湧いてくるのは、また散らかることへの恐怖だ。一度いいものを味わうとそのランクが下がるのが怖くなる。部屋がまた汚くなるのは嫌だ。

部屋を汚さないようにするにはどうすればいいんだろう。

極論。部屋では何もしなければいい。人間が活動する際には必ず何かゴミが出る。部屋も汚れる。面倒臭さに負けてみるのも、実は部屋をキレイに保つのには必要なことだったのか。俺みたいな人間にはこの方法が一番わかりやすいんじゃないか。凄くいい。

ここで、一つの疑問が湧いてくる。今までもそうしてきたのに何で部屋がガンダムのコックピットになったかってことだ。

ニュータイプなんだろうか、俺。