涙のカタチ
ゲルダ・シュタイナーとヨルク・レンツリンガーの展覧会をみました。
涙の結晶をみました。これ凄く面白かったです。
涙の意味を知らなければ、それはただ目から流れる水
涙の意味を知っているから見過ごすことも出来ない
・・みたいなセリフが少し前に観た映画にありました。
流した涙にはそれぞれのドラマがあってそれが一つ一つ全く異なる。
そしてそんな涙には形もあるという事を知りました。
個々の涙が作品として成立している所が面白かったです。
感情が強く揺さぶられた時に出た涙ほど、結晶も形がはっきり出ていました。
例えば、「鼻毛抜いた時の涙」より「大切なものを失った時の涙」の方が、
輪郭がはっきりした幾何学模様が出てました。
なんとも興味深いものですねえ。