赤ワインとチョコのマリアージュ

いつもご案内頂きながら日程が合わずお流れになっているリーデルさんの「テイスティングセミナー」
今回、マリアージュとして選んだのがバレンタイン・デー前のチョコ。
「赤ワインにチョコ?…どう合わせるのだろう?」興味津々。
ウイスキーやブランデーと言えば定番に上がるチョコですが…今回はワインがお相手
セミナーは予約制のため早めにエントリー。

ちょっとグラスの形がわかりにくいので目線を水平にしますね…
左から「ピノ・ノワール」「シラーズ」「カベルネソーヴィニヨン」の順です。

用意された赤ワインもグラスに合わせて3種類。
それぞれのワインが配われる容器は宴会用のプラ・コップ^^割れずに安心

講師は吉井大介さん
まずはピノ・ノワールから…

くぼみが大きく90°倒してもワインがこぼれません。。。ということは顎を上げて飲まなければ口に入って来ませんね。
でもそうすると…あら不思議、ワインが一番敏感な舌の先端に細く注がれてきます。
なるほどそーだったのか!ピノの繊細な味わいを感じ取る形にグラスがデザインされてるんだ。

シラーズのグラスは長くなるので割愛!

最後はカベルネソーヴィニヨン…
ピノよりくぼみが緩やかながら白ワイングラスよりくぼみがあります。

唇に当たる径はピノより大きめですからワインが口に入ってくる量というか幅というか…口の中に太く入ってくるって感じでしょうか。。。
なのでカベルネソーヴィニヨンの重厚さを口の中で感じ取れ、舌全体で味わう抱擁感と満足感(ひいき目)があります。

さてさて、ここからがチョコとのフードペアリング。
ホワイトチョコとビターチョコが出てきました!

ピノ・ノワールとのベスト・ペアリングはカカオ豆のビター感がないホワイトチョコ…当然かも。
ふーーーん、意外と合いますね。・・・ちょっとした驚き!

そして次はブラックチョコ…そうです!当然のごとくカベルネソーヴィニヨン。
うーーーん、ポリフェノール、タンニンが口の中で待ち受けているビターなチョコと溶け合い…ちっと恋に落ちる感覚でしょうか。。。

今回のチャレンジングな赤ワインとチョコレートのマリアージュ
チーズとか生ハムなどの肉類とは違う新鮮な感覚のペアリングでした