

今日のお天気秋田県鹿角市の出来事…
法事のため、この5月連休は東北へ。
福島から仙台にかけて、田んぼに水が張られもう田植えの順備真っ只中という感じでした。
田植えが始まるこの一瞬の水張り状態…私は昔から大好きでした。
何故か・・・?
空の青さが水一面に広がって映し出され、天と地が地平線を境にステレオ感覚で広がるからです。
ちょうど狭い店内に鏡を置いて二倍の奥行きに見せるテクニックに似ていて、殺風景な田園風景がどこまでも広い空間の「だまし絵」的になる瞬間なのです。
苗が植えられてしまうと元の風景に戻りますが、その瞬間だけは広々として湖の上に家があって電車が走り抜けていく幻想的な感覚が体験できるのです。
さて、今日の一枚の写真・・・シマヘビ です。
秋田からの帰りのバス停で発見。全長120cmくらい。日本全国の山・農村部ならどこにでもいるヘビで黒いカラスヘビと同種らしいです。
今時期は交尾シーズンで相手を探しにきたのでしょうか、近づいて写真を撮っても一向に逃げる気配も無く、のんびりしていました。人間を見ると瞬時に逃げるヘビらしいのですが。
田舎に行って、先月の報道番組での与謝野経済財政相の話を思い出しました。
日本の景気上昇は、今年の11月以降も続き、その段階で戦後最大の「いざなぎ景気(4年9ヶ月:57ヶ月)」を抜くとの見方を示したということなのです・・・。
都心にいてもそれほど好景気を感じない昨今、地方にいるとなおのこと景気回復なんてどこの国のこと?って思いました。
景気の回復というより戦後の「なべ底景気」をいまだ彷徨っていると言ったら少し言い過ぎでしょうか。景気の浮上感がホントに感じられません。
経済の二極化とか勝ち組/負け組みなんていう潮流が今後も続きそうですね。
ちなみにシマヘビの抜け殻をお財布に入れておくとお金がたまるそうです・・・個人の景気回復も急務です。