新聞にも書いてましたー!!!


東日本大震災による被害が明らかになるにつれ、「雨と共に有害物質が降る」と称するなどの「チェーンメール」が携帯電話などを介して広がった。明確な情報源が示されず、事実無根の記述もあり、専門家は「無用の混乱を生む可能性もあるので転送しないで」と強調する。(岩崎昂志、黒川裕生)

 「関西電力で働いている友達からのお願いです。本日18時以降、関東の電気の備蓄が底をつくらしく、関西電力から送電を行うらしい…」

 13日午後、神戸市灘区の主婦(28)の携帯電話に、節電呼び掛けのメールが友人から届いた。末尾には「できるだけ多くの方に送信を」。主婦は同様のメールが大量に出回っていることをネットで知り送信しなかった。

 周波数が異なる東日本への送電は限度があり、関西電力は市民に節電呼び掛けはしていない。

 千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災発生後、「爆発で有害物質が降る」と不安を助長するようなメールも飛び交った。同社によると、タンクに貯蔵されていたのは「LPガス」で、燃焼で生じるのは二酸化炭素などで、人体への悪影響は考えにくい。ホームページ上で内容を否定し、国も12日の会見で出どころ不明のメールに注意するよう促した。

 「放射能が漏れている。昆布や薄めたうがい薬を飲みましょう」というメールも広まった。いったん沈静化したが、原発をめぐる状況が緊迫すると、ネットで再び出回るように。放射線医学総合研究所は14日付で「うがい薬は内服薬ではない。そもそもヨウ素の含有量が少なく、飲んでも効果はほとんどない」などの注意を発表した。

 内閣府が2007年にまとめた報告書では、阪神・淡路大震災では被災者の8割近くが流言飛語を聞いたことがあり、本当と信じたか、本当かもしれないと感じた人は9割に上った。「今後、大きな余震が来る」などのデマが流れたという。

 チェーンメールの場合、口コミ以上に不特定多数に瞬時に情報が流れる。途中で内容が意図的に改変され、虚偽の内容を否定しても食い止めることは難しい。災害時の混乱の中で、誤情報が流布することで、正確な情報が埋もれてしまう恐れもある。国は「チェーンメールはいたずらに不安をあおる。転送せずに削除を」としている。

関西学院大社会学部(災害情報論)・森康俊准教授の話

 災害時は公式情報が不足し、不正確な情報でもついやりとりしたくなってしまう。ネット情報は大半が信ぴょう性が低く、善意で発信されたとしても真偽不明の情報を流すことは好ましくない。今後、援助物資の配布場所などの情報で誤った内容が出回ると、被災地が混乱する恐れもある。現代社会では、情報の確かさを見極める能力が必要だ。例えば、「政府や企業によると」などと情報源があいまいに書かれていることがある。本当に心配ならば、できれば電話で確認したり、インターネットで一次資料にアクセスするなど、信ぴょう性を確認するべきだ。

にほんブログ村 経営ブログ 経営者へ
にほんブログ村