鉄腕ジム(1942)
近代ボクシングの先駆者であるジェームス・J・コーベットの伝記映画。アウトボクシングを広めたのはこの人とされている。
銀行員の窓口係として働くジム。ある日ボクシングジムを訪れボクシングを始めると才能が開花。トントン拍子で勝ち上がりとうとう初代ヘビー級王者ジョン・L・サリヴァンとの戦いまでこぎつける。
テンポの良い展開でなかなか楽しめました。ジョン・L・サリヴァンはテンションの高い気の良い兄ちゃん的な感じで描かれています。
途中出てくるサリヴァン主演のノコギリで木を切るだけの舞台が笑える。
試合のシーンも結構完成度高め。喧嘩っ早い登場人物が愉快なサクセスストーリーでした。
コスミック出版 ボクシング映画コレクション 栄光のチャンプ 収録