五毒拳(1978)

五毒拳(1978)

五毒門にはムカデ・ヘビ・サソリ・ヤモリ・ガマを模した拳法を修得した5人の弟子がいた。弟子たちは名前を変え身元を隠し生活しており、それぞれ五毒門が隠した財宝を探している。

死期の近い五毒門のマスターは最後の弟子ヤン・ドーに身元を隠している5人の兄弟子を探しだし一人の行いを正しい兄弟子と協力し弟子の4人を始末しろと命じる。

五毒たちがそれぞれ協力して巨悪倒す話かと思ったら5人中3人は悪人でした。師匠の教育はどうなってんの？

変わったプロットで珍しいミステリー仕立てになっています。最初顔が似ている人が2人くらいいてストーリーについていけるか不安になりますが後半からどんどん加速度的に面白くなっていきます。

強引なところもありますが複雑なプロットを上手くまとめています。(今ならドラマとかになってそう)。しかしジャケを見てしまうとサソリ拳の正体が分かっちゃうなこれ。