UFC4 Revenge of the Warriors(1994)
1994年12月16日に開かれたUFC4。
ホイスを初め前回優勝者のスティーブ・ジェナム、プロレスラーダン・スバーンが出場。
第1試合 ジョー・チャールズ◯ vs.ケビン・ローズイヤー(0:14 腕ひじき十字固め)
リザーブマッチ。
第2試合 マーカス・ボセット◯ vs.エウド・ディアズ・シャビエル(4:55 KO)
リザーブマッチ。
第3試合 ガイ・メッツァー◯ vs.ジェイソン・フェーン(2:13 TKO タオル投入)
PRIDE、パンクラスでも活躍したメッツァー。これもリザーブマッチ
第4試合 ホイス・グレイシー◯ vs. ロン・ヴァン・クリーフ(3:59 チョークスリーパー)
UFC1・2優勝者ホイスとアクション俳優としても活躍していた51歳の空手家ロン・ヴァン・クリフ。
試合開始早々テイクダウンマウントを取られる。肘での攻撃を嫌がり後ろを向いたところをチョーク。初期グレイシー の定石勝ちパターン。ちなみにこの後クリーフはブラジリアン柔術を始めたそうですいい話だ。
第5試合 キース・ハックニー◯ vs. ジョー・サン(2:44 片腕チョーク)
キモの友達、今は終身刑のジョー・サン、前回も出場しヤーブローを撃破したハックニー。ジョー・サンのバックボーンはジョーサンドー。ジョー・サン、テイクダウン、ハックニーの首を絞める。首を掴んだままケージに押し付けるジョー・サン。しかしハックニーがグラウンドでまさかの金的。耐えきれず手を外したジョー・サン逆にチョークで負け。ルールで許されてるがここまで使うもののいなかった金的を使った印象的な試合。
第6試合 スティーブ・ジェナム◯ vs.メルトン・ボーウェン(4:47 アームロック)
前回大会優勝者の忍術使いジェナムと出場時点で31勝6敗とそこそこの戦績のボクサーボーウェンの対戦。ボーウェンはグローブ使用。UFCでの初OFG使用者。
フックを避けられるボーウェンそのままテイクダウンに。マウントを取られ一度は立つも再び投げられマウントを取られる。最後はアームロックでジェナム勝利。しかし拳を痛め準決勝は欠場。
第7試合 ダン・スバーン◯ vs.アンソニー・マシアス(1:45 チョークスリーパー)
いきなり組み付くスバーン、何度もマシアスを投げるスバーン。プロレス技であるジャーマンスープレックスを2回決める。最後はスリーパーで勝利。
第8試合 ホイス・グレイシー◯vs.キース・ハックニー(5:32 腕ひしぎ十字固め)
準決勝。ハックニーにテイクダウンを2回切られグラウンドに持っていくのに苦労するホイス、なんとか引き込み下から攻める。下から腕を取りホイス決勝へ
第9試合 ダン・スバーン◯vs.マーカス・ボセット(0:52 チョークスリーパー)
スティーブ・ジェナムが負傷のためリザーバーボセットが準決勝へ。何もできずスバーンに倒されスリーパーでスバーン勝利。
第10試合 ダン・スバーン◯vs.ホイス・グレイシー(15:49 三角絞め)
決勝戦。テイクダウンを取られ下になるホイス、ガードポジション。なんとかパスガードしようとするスバーン、粘るホイス。ホイス試合開始15分過ぎで下から三角を決め勝利。
ホイスが再び優勝。しかしUFC1、2のときと違いやや苦戦する場面も増えた。