ドラゴン危機一発(1971)

ゴールデンハーベストとブルース・リーが契約して撮った1作目。日本での公開は燃えよドラゴンの後なのでブルース・リー第2弾と書かれております。


簡単なあらすじを

親戚を頼り製氷工場で働くことになったチェン。次々と行方不明になる従業員たち。製氷工場では実は氷に隠してヘロインを密輸しておりそれを知ったものは殺されていたのだ。


昔に見たことあるのですが久しぶりに見た感想としてはこんな重い映画だったけ?終わり方も敵を倒したとは言えハッピーエンドとは言えないし製氷工場のみんなが殺されるシーンで子供まで死ぬのは香港映画のシビアさを感じさせられます。ゆるーい映画に見えて起こることは結構ハードです。


あとブルース・リーは過去になんかやらかしたのか実力はあるが二度と喧嘩をしないことを誓ったという設定ですがそこら辺があまりうまく生かせられておらずカタルシスに繋がりません。


敵役は常に女をはべらしており、ヒロインも誘拐します。この感じでカンフーの名手というなかなかギャップがあって好きです。


ブルース・リーの緩急のついたアクションが楽しめる1本です。ひとによっては古臭いと思うかもしれませんが個人的には楽しめた映画でした。