俺たちのプロレス vol.14 ジャンボ鶴田最強説を追う!! 双葉社スーパームック


目次


ドリー・ファンク・ジュニア
「アマリロ修行時代のジャンボ鶴田」

百田光雄
「ジャンボ鶴田後継者説」の真実

ザ・グレート・カブキ
全日本版〝クーデター事件〞の真相

越中詩郎
プロレスラーとしての原点となった「偉大なる兄貴分」

梅垣進(元全日本プロレス中継ディレクター)
「テレビ局から見た若きスターの評価」

谷津嘉章
「全日本残留」と「五輪コンビ」

藤波辰爾
「死の直前にかかってきた真夜中の電話」

川田利明
デンジャラスKに「ジャンボ鶴田最強説」を問う!

田上明
最後の正パートナーが「真横で見た真実」

和田京平
「幻と消えた全日本の社長就任」

武藤敬司
「天才」が見た「同郷の怪物」

天龍源一郎
死の間際まで残っていた〝直通ホットライン〞!!
「真説・鶴龍ストーリー」
没後20年を経ても変わらぬ想い

◆特別寄稿
市瀬英俊(元週刊プロレス記者)
2年2カ月という幸せな時間

◆好評連載
「もしも鶴田が新日に就職していたら」!?
徳光康之『最狂超プロレスファン烈伝』


主にインタビューで構成される俺たちのプロレスシリーズ第14弾。第14弾はプロレス界きっての身体能力の持ち主で知られるジャンボ鶴田。


とにかくインタビューを受けた人が共通して言うのは鶴田さんは練習しないなんでもできるので練習は必要ないというお話。なんでもできちゃうので練習しないのを攻めれないと言うのも面白いですよね。練習しないのに技術だけでなく持久力もトップクラスと言うのがすごいです。


そんな中、鶴田に批判的なのがグレートカブキで最強説は否定し最強候補にはマサ斎藤を挙げています。また鶴田最強説の根拠として挙げられる持久力についても周りがそう見せていただけ、長州戦に関しても長州がヨイショしたと逆に長州を褒めています。

あと衝撃的なのが谷津がぶっちゃけてる当時のアマレスオリンピック事情。谷津が言うにはアマレス協会の八田さんが馬場さんのためにジャンボをオリンピックに行かせて、ハクをつけさせたとぶっちゃけてます。アマレスは弱かったよとまで言ってます。


また才能を持ちながら現状で満足する鶴田に物足りなさを感じる人も多かったようで百田光雄、天龍なんかは嘆いていました。たしかにウエイトでムキムキになった鶴田さんは見てみたかったですねえ。まあ、神は全てを与えないと言うことでしょうか。