雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)に、1986年45号から1988年27号まで連載された格闘漫画。


1993年のUFC発足前いわゆる総合格闘技前夜に描かれた総合格闘技的なもの(競技自体はプロレス?)。作中では異種格闘技という死語になったワードが使われております。


簡単にあらすじを紹介すると甲子園の注目投手であり野球界の異端児篁大介は野球を捨てて格闘技亡くなった父親と因縁のありそうな海王の試合を見て格闘技に転向。1巻時点ではこのような展開です。キックボクシング が出てきたり寝技、軽い説明だけですが初代MMAとも言えるパンクラチオンが出てきたり色んな格闘技の要素を足そうという意図が見て取れます。この後の格闘技ブームを先取りするような内容です。


絵はいかにもこの時代のサンデーという感じで自分はすきです。とりあえず今後の展開も気になる漫画でした。