「全体的にバランスのとれた一杯」

前回の福岡遠征では年始休業でフラれた店。

今回の遠征のトップバッターとしてさっそくリベンジ訪問。


券売機のメニューボタンをチェック、「とんこつラーメン」650円の食券を購入。
厨房前のカウンターに着席し、麺の硬さばりかたをコール。


卓上には無料取り放題の辛子高菜と紅生姜が置いてある。はあ、よかった。

待つこと3分ほどで「とんこつラーメン」が登場。



スープは軽いとろみとほどよい豚骨臭があり、表面に油分やコラーゲン成分、溶けた背脂がたなびいている。

カエシはしょっぱすぎずもしっかりとした塩味があり、飲み応えのある内容に仕上がっている。


麺は長浜ラーメンでよく見る極細ストレート。

加水率は特に低くはなくガサガサ、ポキポキとまではしないが、極細につきサクサクと歯切れよし。


チャーシューはバラ肉で脂身をほどよく含みトロッと柔らかく、タレがよく染みて味わいよし。カットが薄く小ぶりだが、枚数があるのと、ヘタ肉の端切れがいくつか入っていてボリュームはまずまず。


ほど良くワイルド感があって旨みたっぷりのスープとそこそこの量のチャーシューには満足。  

辛子高菜はあったがキクラゲが入ってないのに650円の値段は博多にあってはCP良しとは出来んが、ここしばらく両方がサービスされる店にはお目にかかっていないから、両方がセットされて600円以下というオレが設定した博多CP基準を見直す必要があるのかもしれん。

ま、最近食べた博多のラーメン屋の中では総合的に一番バランスがとれていたから「良」評価としておこう。