バケモノの子見てきました。細田守ファンになりました。 | 肉球ぷにぷに

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今話題の細田守監督の映画。
「バケモノの子」もう見ましたか?

私は渋谷で見てきました!
(※ バケモノの子は舞台も渋谷なんです)

実は、細田守監督の作品をついこの前まで
1つも見たことがありませんでした。

ですが、バケモノの子公開記念のTV企画で、
こちらが一気に放送されたのを機に見てみたんです。

時をかける少女
サマーウォーズ
おおかみこどもの雨と雪

「ドハマりしました」

私は、昔からマンガが大好きで
実は、5万冊以上のマンガを持ってたりします。
(また別の機会にマンガの話もしたいと思います)

ですが、アニメとなると途端に疎く
ジブリ映画も、世の中で評価されているほど
私には響きませんでした。

ですが、細田守作品はヤバイです

どの作品も描いているテーマが違うのですが、

どれも深いです
強制的に考えさせられました


今回見てきたバケモノの子は、

人間の少年が、粗暴で気まぐれだけど憎めない
熊徹というバケモノの弟子として共に育っていく話です。

※ 1分でわかるあらすじはコチラ


・幼い子供が成長過程で抱く葛藤

・突然弟子を持ってどうしたらいいか戸惑う師匠

・言いたいことを上手に相手に伝えられないむず痒さ

・共に過ごすことで相手がかけがえのない存在へと変化していく過程

・気を使わずに怒鳴りあえる関係の素晴らしさ

・未知のものを知りたいと願う人間の知識欲

・怒りや憎しみから生まれる心の闇

・そして、その闇が特別なものではなく誰もが持っているということ

・自己犠牲すらも厭わない無償の愛

などなどが、
すさまじく丁寧に描かれていて

「すっ」

と、心に入ってきました。

そして、クライマックスでは、
隣の人の目を気にしながらこっそり泣いてました。



ただ、見終わって感動の余韻が覚めた頃
1つの疑問が生まれました。

「果たして私が10代の頃にこの映画を見たとしたら
同じように素直に感動できただろうか?」

たぶん、無理でした。

私は、愛とか、感謝とか、正義とか、
そういうものって、思春期の時は受け付けられなかったんです。

今思えば本当にもったいないと思いますが、

全てではないにしても、
ほとんどがキレイゴトに過ぎない気がしていました

だから、10代で見ていたら
今回感じたほどの感動は得られなかったと思うんです。

バケモノの子はじめ、
細田守監督の作品はどれも素晴らしいです。

これは、疑いようがありません。

でも、人によってどう受け取るかはそれぞれです。

それどころか、同じ私という人間でも、
見る年齢、タイミングによって感想は大きく変わります。

だから、たとえ最良のコンテンツだったとしても、
響かない人もいれば、悪くいう人もいるんです。

だから、コンテンツを見た/読んだ人の
感想や評価って、もちろん大切ではあるけれど、
必要以上にこだわらない方がいいんです。

いちいち反応を気にして、躊躇するより、
合う人もいれば合わない人もいるという前提で
発信するほうがいいんです。

いいものでも批判する人がいるということは、
例えつたなくても、それを良いと言ってくれる人もいるということ。

「批判はあって当たり前。
良い意見は取り入れるけど、それ以上に気にしない」

そんなマインドセットがちょうどいいんだと思う。

そんなことを改めて認識させてもらいました。
# 細田監督、ありがとうございます。

いじょ、マルスでした。

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