義理の母は先日、喜寿を迎えました
77歳
立派な後期高齢者
60代で認知症を発症し
10年程前から介護付有料老人ホームに
お世話になっております
結婚のご挨拶に伺った時には既に
発病しており
娘はもちろん
私の事もwho are you?なのですが
会いに行って別れた後
毎回あたたかい気持ちになるのは
お姑さんの本来の性格に触れることが
出来ているんだなぁと感じます
今日は1ヶ月ぶりに主人と娘と3人で
お姑さんに会いに行きました
老人ホーム近くの中華でお昼を食べ
300m先のスーパーで姑の好きな
みかんとかりんとうを買ってあげようと
4人で歩いていた時の事
狭い歩道の定員は2名
姑と主人が手を繋ぐ少し前を
私と娘が歩いていました
ふと後ろを振り返ると
すぐ後ろを歩いていると思っていた
二人の姿はなく
100m程後ろに通行人に支えられてる老婆と
頼りない表情の主人
な、な、何?
老人=転んじゃダメ
の予備知識のある私は主人に
「転んだの?」と聞くが
「と、と、とっっってなったの」と。。
はい、意味分かりません!
でも
転んでないならまぁいいかと
歩き始めると50m位で膝の力が抜け
プシューーっと小さくなっていくのです
姑は主人と私に両脇を抱えられ
捕らえられた宇宙人のように
意志なく歩きなんとかベンチに座りました
これ以上歩くのは無理だと判断して
みかんとかりんとう係は私と娘が担当
10分後に姑の所に行くと
コートの上に主人のダウンベストを羽織り
不思議な出で立ちの姑
どうやら寒いと言い出し主人が自分の服を
貸していた様子
雲行きの怪しい姑の体調を目の当たりにして
300m先の駐車場は主人が一人で取りに行き
私と娘は姑の隣に。。。
なんとか車に乗り込むと
う○ちの匂い
それが娘のそれとは違い大人っぽい。。
2年程前から紙オムツになったと
義姉から聞いたのを思い出し姑を疑う
ものの5分で施設に到着
ところが徒歩10秒の駐車場は埋まっており
徒歩1分の駐車場へ止める
施設の前に姑だけでも下ろしたかったけど
サポートは大人二人必要な為
主人が運転手なのでNG
私一人で支える事も考えたものの
娘が一緒に降りるとサポート出来ず
なので
100mも離れていない駐車場から姑を
歩かせることに
しかし
この100mが長い!
まだ手を繋がなくては危ない娘を
言葉をかけながら一人で歩かせ
主人と私で姑の両脇を抱え歩かせるが
施設入口まで後10mの所で力尽き
完全に歩くのを諦めてしまう
たまたま退勤するスタッフに私が声をかけ
しばらくして車イスが運ばれてきて
それと同時に顔色が悪くなり
姑は自分の部屋に運ばれていきました
30分程してスタッフが部屋から出てきて
状況説明
お昼で食べた中華の油に消化不良をおこし
下痢による水分不足
からの貧血だそうです
さすがスタッフ!
と感心する一方で
姑は普通のご飯が食べられなくなるまで
弱ってるんだなと悲しくなりました
最近の姑は館内では支えられて歩き
外出時は車イスだったそうです
それを把握せず連れ出してしまい
主人が手を繋いでるから大丈夫
と思っていた私達
長男なのに義姉に姑を託し
実母の体調を把握していない
息子の頼りなさ
良かれと思って連れて行った中華で
後味の悪い1日になってしまいました
もし姑が施設に居なかったら
面倒を見る素人が随時的確な判断を
出来るのだろうか?
施設にいれば医療知識のあるスタッフに
囲まれ長生きするかもしれない
しかし
月20万を越える入院費は誰が払うのか?
主人と私は10歳差なので
私の父は65歳 母は63歳と若く
本格的な介護はもう少し先になりそうですが
息子は宛にならないんだな。。。
だけは鮮明に記憶に残そうと思いました
77歳
立派な後期高齢者
60代で認知症を発症し
10年程前から介護付有料老人ホームに
お世話になっております
結婚のご挨拶に伺った時には既に
発病しており
娘はもちろん
私の事もwho are you?なのですが
会いに行って別れた後
毎回あたたかい気持ちになるのは
お姑さんの本来の性格に触れることが
出来ているんだなぁと感じます
今日は1ヶ月ぶりに主人と娘と3人で
お姑さんに会いに行きました
老人ホーム近くの中華でお昼を食べ
300m先のスーパーで姑の好きな
みかんとかりんとうを買ってあげようと
4人で歩いていた時の事
狭い歩道の定員は2名
姑と主人が手を繋ぐ少し前を
私と娘が歩いていました
ふと後ろを振り返ると
すぐ後ろを歩いていると思っていた
二人の姿はなく
100m程後ろに通行人に支えられてる老婆と
頼りない表情の主人
な、な、何?
老人=転んじゃダメ
の予備知識のある私は主人に
「転んだの?」と聞くが
「と、と、とっっってなったの」と。。
はい、意味分かりません!
でも
転んでないならまぁいいかと
歩き始めると50m位で膝の力が抜け
プシューーっと小さくなっていくのです
姑は主人と私に両脇を抱えられ
捕らえられた宇宙人のように
意志なく歩きなんとかベンチに座りました
これ以上歩くのは無理だと判断して
みかんとかりんとう係は私と娘が担当
10分後に姑の所に行くと
コートの上に主人のダウンベストを羽織り
不思議な出で立ちの姑
どうやら寒いと言い出し主人が自分の服を
貸していた様子
雲行きの怪しい姑の体調を目の当たりにして
300m先の駐車場は主人が一人で取りに行き
私と娘は姑の隣に。。。
なんとか車に乗り込むと
う○ちの匂い
それが娘のそれとは違い大人っぽい。。
2年程前から紙オムツになったと
義姉から聞いたのを思い出し姑を疑う
ものの5分で施設に到着
ところが徒歩10秒の駐車場は埋まっており
徒歩1分の駐車場へ止める
施設の前に姑だけでも下ろしたかったけど
サポートは大人二人必要な為
主人が運転手なのでNG
私一人で支える事も考えたものの
娘が一緒に降りるとサポート出来ず
なので
100mも離れていない駐車場から姑を
歩かせることに
しかし
この100mが長い!
まだ手を繋がなくては危ない娘を
言葉をかけながら一人で歩かせ
主人と私で姑の両脇を抱え歩かせるが
施設入口まで後10mの所で力尽き
完全に歩くのを諦めてしまう
たまたま退勤するスタッフに私が声をかけ
しばらくして車イスが運ばれてきて
それと同時に顔色が悪くなり
姑は自分の部屋に運ばれていきました
30分程してスタッフが部屋から出てきて
状況説明
お昼で食べた中華の油に消化不良をおこし
下痢による水分不足
からの貧血だそうです
さすがスタッフ!
と感心する一方で
姑は普通のご飯が食べられなくなるまで
弱ってるんだなと悲しくなりました
最近の姑は館内では支えられて歩き
外出時は車イスだったそうです
それを把握せず連れ出してしまい
主人が手を繋いでるから大丈夫
と思っていた私達
長男なのに義姉に姑を託し
実母の体調を把握していない
息子の頼りなさ
良かれと思って連れて行った中華で
後味の悪い1日になってしまいました
もし姑が施設に居なかったら
面倒を見る素人が随時的確な判断を
出来るのだろうか?
施設にいれば医療知識のあるスタッフに
囲まれ長生きするかもしれない
しかし
月20万を越える入院費は誰が払うのか?
主人と私は10歳差なので
私の父は65歳 母は63歳と若く
本格的な介護はもう少し先になりそうですが
息子は宛にならないんだな。。。
だけは鮮明に記憶に残そうと思いました