一般には馴染みの無い企業ですが、「産業用塗料」業界では高い技術を誇る有名企業。 「金属用」「建材用」に
「コーティング材」や特殊な機能を備えたものまで、幅広い「塗料」の開発と販売を行っております。 さらに
近年主流の「液晶ディスプレイ」にも欠かせない素材も製造しているそうで。

1948年(昭和23年)に「名古屋市瑞穂区」で「名古屋塗料株式会社」を設立したのがはじまりだそうで、当時は
「シンナー」や「酒精ニス」等の製造・販売を行っていたそうです。 1956年(昭和31年)には「合成樹脂塗料」
と「ラッカー塗料」の製造・販売専門にメーカーに転換されています。

1966年(昭和41年)に「本社工場」を「愛知県西加茂郡三好町(現・みよし市)」に移転しているのですが、後に
「配送センター」を工場内に設け、本社も1998年(平成10年)に移転させて現在に至っています。 また現在の
社名も本社移転時に改め、創業時の社名「名古屋塗料株式会社(Nagoya Toryo Co.)」を略して「ナトコ」とした
そうです。 ちなみにロゴは1968年(昭和43年)に創業者が定めた物で"世間を見つめる目"の形と、赤色は
"熱い心のナトコレッド"を表しているそうです。

事業は「塗料分野」と「ファインケミカル分野」に大きく分かれ、中でも「化成品」分野では熱転写式の「インク
リボン」に含まれている「バックコート材」や、「電子機器」の薄型化・軽量化を目的にテープ状フィルムへ
電子回路を密着させる技術、そして「液晶ディスプレイ」において画面を支えつつ、高い屈折率・透過率で
「バックライト」から画面への光の伝導を保つ「LCD(Liquid Crystal Display)用フィルム・シート」などは
「塗料メーカー」とは思えない他分野への高い技術力でした。