「尾張地区」にお住まいの方ならば『海部』と書いて『あま』と読むのは容易い事。 しかし全国的に見る
と「難読地名」なんですよね。 それが理由かどうかは定かではありませんが「海部郡」に属する3つの「町」
が合併した際に誕生した「市」の名前は『あま市』でした。 これなら誰にでも読めますが…

合併したのは「七宝町(しっぽうちょう)」「美和町(みわちょう)」「甚目寺町(じもくじちょう)」の3つの「町」で
かつての「美和町役場」が「あま市役所」とされ、残る2町の「役場」は「市役所分庁舎」として現在も使用されて
います。 おおよその人口は、ここ1年で86000人台ですが世帯数は僅かながら増加の傾向にあります。

2008年より町合併の話は進められていたのですが、その当時は同じ「海部郡」に属する「大治町(おおはる
ちょう)」を加えた「海部郡東部四町合併研究会」で話し合いが進められていました。 しかし「大治町」は
近年で人口が増加している事と、「名古屋市」との合併も模索していた事から「研究会」から離脱しまして
残る3町による合併で、2010年3月22日に「あま市」は誕生したのでした。

2009年7月頃には「新市名候補」として、一般公募より選ばれた「西名古屋市」「名西市」「海部市」の3つと
新たに設けられた「協議会」が考案した「あま市」「海東市」「西尾張市」の3つ、計6つの案が発表されまして
それから1ヶ月も経たない内に「協議会」によって「あま市」が選出されました。 長い歴史に関わる3つの
地名が消えてしまうのは勿体無い話だと思うのですが、合併が平穏に終わるためには新しい名前でなきゃ
それぞれが納得しなかったんでしょうね。 3町のうち「七宝町」だった地区のみ、地名に「七宝町○○」と
旧名を残しています。