「海部郡飛島村(あまぐんとびしまむら)」には鉄道が無く、「自動車」を保有しない方にとっては少々不便な
土地であるかも知れません。 そんな問題を解決すべく、「飛島村」や「名古屋港管理組合」「名古屋港西部
臨海地帯の代表企業」によって結成された「名港飛島公共交通バス利用促進協議会」が「飛島公共交通バス」
を有料で運行させています。 一般的な「コミュニティバス」とはまた異なる試みなんです。

「飛島村」最寄の鉄道駅である「近鉄・蟹江駅」へ向かう「蟹江線」と、「名古屋市港区」方面に向かうのに便利
な「名港線」が存在しまして、「飛島村臨海部(飛島ふ頭)」をメインエリアに運行。 各エリア内での利用
なら運賃は200円ですが、エリア外への行き来の場合は追加運賃が発生します。 臨海部の企業への通勤
手段としての利用も込んでいるので、停留所には「トヨタ自動車」「三菱重工」「東海鋼材」「中部電力」など
企業名も多く登場します。 また「名古屋市港区」方面の停留所は「あおなみ線」や「地下鉄・名港線」の駅
の近くに設定されていて、そこから「名古屋市」中心部へも容易に移動できるようになっています。

当初は1999年4月に運行を開始した「飛島バス」が前身で、およそ10年にわたり「試験運行」を続けていた
ようです。 それらを元に、2009年4月より「飛島公共交通バス」が誕生し、併せて「蟹江線」も追加されて
います。 「名港線」は1ヶ月でおよそ1万人、「蟹江線」は1ヶ月でおよそ7千人の利用者があるそうです。