遥か昔に途切れたままだった当コーナーを久しぶりに起用。 別件で「愛知郡東郷町(とうごうちょう)」の
ホームページを閲覧していたら、町内の地名の由来について紹介するページを発見しました。 かなり
珍しい地名が多かったので、今回の投稿にあたり加筆・参考させて頂きました。

今回は「東郷町」の北部に存在する地名をご紹介いたします。


<百々(どうどう・どうど)>諸輪地区
日本各地にある地名で、殆どが「水の流れる音」に関係しているそうです。 「運動公園」の一部や、「尾三
衛生組合東郷美化センター」がある一帯の地名で、「愛知池」に面している事からも、やはり「水の流れ」が
ある場所に関する地名と裏付けられそうです。

<餅喰川(もちくいがわ)>諸輪地区
明治34年に「諸輪耕地整理組合」が「新切大池」を水源とした開田計画を実施した際に「灌漑(かんがい)」や
排水用に設けた人工の川に付けた名前で、その計画に従事した作業員が昼食休憩の際、地元の方々に
差し入れられた「餅」を食べた事が由来とされています。 差し入れに感謝して名付けられたようです。

<ギロウ(ぎろう)>和合地区
「国道153号(豊田西バイパス)」の「牛廻間交差点」より南へ分岐した「県道218号」沿いに、僅かに存在する
地名。 元々は「岐路(きろ、道の分岐点)」で、それが訛ったと推測されるそうです。

<ジ子ンゴ(じねんご)>和合地区
笹や竹が茂っていた所で、その笹に「実」が成るのが"10年後"、というのが訛って「じねんご」となった説が
あるようです。 ちなみに現地の一部は今でも草木に覆われた茂みになっています。

<ドンドロ(どんどろ)>和合地区
開拓前は沼地のような「どろどろ」な場所だった事から、こんな地名になったそうです。 但しこの一帯は
一旦開墾を諦めて「名古屋財界」が管理した説と、「御料林(ごりょうりん、皇室が所有する森林)」だった説
などがあり、現在は「和合ゴルフ場」の殆どのコースが位置しています。


「東郷町」公式HP内の『東郷町の地名あれこれ』というページを参考にさせて頂きましたが、このページ
は平成元年に「東郷町教育委員会」が発行した『尾張 東郷町の地名考』という本の内容を抜粋したものだ
そうです。 この本は現在も「東郷町民会館」で4800円で販売中です。