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「名古屋港」には1985年(昭和60年)より「南極観測船ふじ」が永久係留されていまして、現在は「南極の博物館」
として、有料ながら船内の一部へ立ち入る事が出来るようになっています。 船の内外に現役当時の姿を
極力再現している施設は、内部を歩いているうちに波による船体の揺れもあって雰囲気は抜群です。

「海上自衛隊」の「砕氷艦(さいひょうかん)」として1965年(昭和40年)に完成。 3月に当時の皇太子・同妃両
殿下のご臨席の元で「進水式」を行い、先の南極観測船「宗谷」から役割を引き継いで同年11月の「第7次南極
観測支援」が処女航海となりました。 以降18回の任務の末、1983年(昭和58年)に退役し、翌年には引受け
を申し出た「名古屋港管理組合」の元へ移り、翌年に「南極の博物館」として新しい存在となりました。

1階の「第一甲板」より入場しまして、「食堂」「調理室」「士官寝室」を経由してB1階へ。 「隊員寝室」や「居住
スペース」の他に、長い航海に備えて「理髪店」や「歯科治療室」もあります。 船内で一番底に位置する階
ですが「エンジンルーム」はさらに下なので、ここ地下1階からは見下ろす形で巨大な「エンジン」類が見学
出来るようになっていました。 館内には当時を髣髴とさせる効果音が流されています。

順路を進むと階段に突き当たり、それを2階まで上がれば「旧格納庫」を利用した「南極の博物館」がお目見え。
観測隊の装備や「雪上車」の展示、現地での活動の様子がジオラマや映像で再現されていました。 そこを
抜けると屋外の「01甲板(飛行甲板)」で、ここには物資輸送や偵察を目的としたヘリコプターが発着出来る
ほどの広いスペースで、朝礼や体操もここで行われていました。 また進行方向を望む「士官室」は改装され
「ふじライブラリー」として様々な文献や映像が貯蔵されています。

最後は3階の「03甲板」。 「ブリッジ」、いわゆる「操舵室」がありまして、船の操縦や航行に必要な計器類が
集められています。 周囲をより見通すために高い位置にあるのですが、極寒の中を航行すると窓ガラス
がみるみる内に雪で覆われてしまい、視界が遮られがちになってしまいます。 それを防止する為、電熱式
のガラスが採用されているそうです。

入館料は大人(高校生以上)300円で、小学生・中学生が200円。 また「ポートビル」内の「展望室」「名古屋
海洋博物館」との「3施設共通券」や、さらに「名古屋港水族館」を加えた「4施設共通券」などの割引もあります。
営業時間は9:30~17:00で、7月~9月を除く毎週月曜日が休館(祝日の際は翌平日)となっています。