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2009年竣工の「橋上式駅舎」が新しい「JR・鵜沼(うぬま)駅」は「岐阜県各務原(かかみがはら)市」にあり
まして、1日の平均乗客数は市内のJR駅の中では一番の多さ。 当駅に隣接する「名鉄・新鵜沼駅」より
「犬山線」を通じて「名古屋」へ約30分で迎えるなどアクセスの良さから乗換え客が多いようです。

1921年(大正10年)に「高山線(現・高山本線)」の駅として、路線が「各務ヶ原駅」より「美濃太田駅」まで延長
された際に設けられています。 開業当時より「貨物」の取り扱いが行われていましたので、現在の構内の
広さはその当時からの名残と言えそうです。 但し、現在では諸設備の解体や線路の撤去に伴い、ホーム
の数は3つに減り、うち1つも使用されてはいない様子。

そんな広い駅構内より、すこし東へ外れた住宅地の中にも線路が存在しているのですが、これは1972年
(昭和47年)に設けられた「名鉄・犬山線」との「短絡線」でした。 昔は「名鉄線」と「JR線」を相互に乗り
入れる「準急」や「急行」が存在していたのですが、当駅と「名鉄・新鵜沼駅」の配置の都合により、それぞれ
の駅を少し過ぎた後に進行方向を逆にする『スイッチバック』という方法でしか進行する路線を変える事
が出来ませんでした。 この方法だと2つの駅を経由する上に、タイムロスが大きくなってしまいます。

それらを解消するために設けられたのが、「新鵜沼駅」の南側で「犬山線」から分岐して、「鵜沼駅」の東側で
「高山本線」へと乗り入れる「短絡線」でした。 これの存在により当駅周辺では逆三角形の形に線路が配置
される珍しい姿となります。 主に「北アルプス」号がこの「短絡線」を活用していたのですが、この列車の
設定が無くなると共に「短絡線」を走る列車が無くなったことから2001年(平成13年)には「短絡線」の一部が
撤去されて、役目を終えています。

以前は地上の駅舎を通ってすぐのホームが「美濃太田」方面、「跨線橋」を渡った対岸に「岐阜」方面へ向かう
ホームで、その「跨線橋」の先を進んで階段を下りれば「名鉄・新鵜沼駅」との「連絡改札」へと繋がっていま
したが、2009年の「橋上式駅舎」化の際に併せて設けられた「鵜沼空中歩道(南北自由通路)」に役割が置き
換えられております。 ですので、今は「名鉄線」の切符では「JR・鵜沼駅」へは入場できません。