「布土駅」も「椋岡駅」と並んで名鉄が誇る(?)、難読駅。 それぞれ「ふっと」、「むくおか」と読むのですが
さらに共通点がありまして、どちらも「名鉄・河和(こうわ)線」にそんざい"した"駅。 何故、過去形なのか
と言いますと、2006年(平成18年)12月16日に「廃止」となったのも残念な共通点。

「愛知県知多郡美浜町」にありまして、細かな所在地名も同じく「布土」。 「知多鉄道」の駅として、路線が
誕生した翌年の1932年(昭和7年)に開業しています。 1972年(昭和47年)には北隣の「四海波駅(武豊町内?)
を統合して現在の位置に駅が移動したそうですが、その「布土駅」も利用者の少なさから廃止となりました。

「名古屋方面」「河和方面」それぞれのホームが線路を挟むよう向かい合って存在していましたが、そのどちら
にも「駅舎」や「券売機」はなく、それだけでも利用者の少なさが伺えますね。 実際、1日の利用者数は平均
で100人を超えるのがやっとと言う事でしたので「駅集中管理システム」導入時には真っ先に廃止駅の候補と
して名前が挙がりました。

当駅前後の路線は地上よりも少し低い位置を走っていた事もあり、駅のホームの高さと道路の高さがほぼ
同じという、構造も珍しい駅でした。