


中央に位置する「笠寺(かさでら)」もそのひとつ。 それだけに様々な逸話が残されているのですが、その
「旧東海道(県道222号線)」の歩道脇に「蛙」のオブジェを発見しました。 近くのスーパーへの買い物客が
置いていった自転車に囲まれたオブジェには銘板がありまして「戸部の蛙」という話が記されています。
笠寺観音の節分は、例年にぎわい、露店が並
ぶ。この中に郷土玩具として売り出されたもの
に「戸部の蛙」がある。
戸部の蛙は、昔、戸部城主、戸部新左衛門に
まつわる伝説もあるが、文化文政の頃、笠寺の
瓦職人が瓦粘土で手なぐさみに作ったことに始
まると言われている。
手作りの陶蛙で大小あり(3cm~5cm)、あ
まがえる、しまがえる、がまがえる、とのさま
がえる、かぶり相撲、子負びなど数種がある。
素焼きの極めて素朴なものであったが、現在は
釉(うわぐすり)のかかったものとなっている。
平成三年 名古屋市
※銘板の文章をそのまま抜粋
文中にあります"戸部新左衛門にまつわる伝説"ですが、この戸部と言う武将は大変な荒くれ者で、自分の
前を横切る者は誰でも切り捨てたという逸話が残されているほど。 しかし蛙が横切った際は、その動きに
翻弄されて切る事が出来なかったそうです。 その話に因んで「戸部の蛙」が誕生した説もあります。