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「棒の手(ぼうのて)」。 あまり聞き慣れない言葉でしょうけども、「愛知県」では有名な「伝統芸能」なんです。
秋には「熱田神宮」でも奉納されておりまして、他にも「尾張旭市」には5流派、「豊田市猿投地区」「名古屋市
名東区」「安城市桜井地区」「小牧市大草地区」など10を超える流派が存在するそうです。

「日本武術」の「形(かた)」を「舞踊」に取り入れたもので、主に「剣術」や「薙刀術」などが取り入れられており
地域によっては「棒術」「棒踊り」などと呼び方が変わる事もあるようです。 いずれも「五穀豊穣」を祈願する
「神事」として奉納されたり、「棒」などの武器を使用することから「武術」の鍛錬や自衛手段の変化が由来と
されるものもあるそうです。 流派によっては「真剣」を用いたり、演舞速度や装束・姿勢・掛け声などに
一定の決まりがあるなど様々な違いを見ることが出来ます。

その「棒の手」の発祥の地として石碑が存在しているのが「名古屋市熱田区」にある「熱田神宮」の境内。 その
石碑の裏側には発祥に纏わる由来が記されておりましたので、下記に抜粋しますね。 

愛知県の郷土芸術棒の手は全国に
比類のない民芸でありその起源は
景行天皇尾張の国へ行幸の励この
神域にて農民が自衛武芸の棒振り
演技を馬の塔と共に天覧に供した
と伝えられ戦国時代より盛々とな
り江戸時代には尾張藩主等が育成
し今尚全県下に二十数流派と五千
余の演技者がある

 昭和三十七年四月二十二日
     愛知県棒の手保存会         ※実物は縦書き