
標柱には「蔵王山延命閣地蔵院」という表記になっていました。 この「蔵王山」とは東へ100mほどの場所にある
「片山神社」の昔の呼び名である「片山蔵王権現」が由来なのでしょうか。 ただし「地蔵院」をこの地に設けたのは
ここより北西へ350mほど行った所にある「久国寺」の住職と言われております。
※蔵王権現(ざおうごんげん):日本仏教独自の仏、信仰像。
ここに「地蔵院」が設けられるきっかけとなったのは「尼ヶ坂」で多発した「辻斬り」。 罪無く命を落とした者の
魂を弔うため、「久国寺」の住職が寺にあった「六地蔵」のうちの1体をここへ移し、祭ったそうです。 ところが
現在ではお堂の奥には3体の「お地蔵様」がおられ、移されたのはその真ん中の「お地蔵様」との事。 現在では
「おたすけ地蔵」とも呼ばれ、参拝者の悩みや願いを日々聞いているそうです。
他にもお堂の内外に「お地蔵様」はおられるのですが、真新しい「六地蔵」の姿も愛らしかったです。