

現存する13の「文化小劇場」において2番目に新しい同劇場には様々な新しい試みが満載でした。 最大の特徴
である舞台には"東海地方唯一"と言われる、大きな秘密がありまして…
まずは外観が目を引きますが『ツタをまとった劇場』という表現があるほどに独特な外観を要していました。
近年騒がれている「エコ」を早々から取り入れたのか、壁面緑化も兼ねた「ツタ」は7種類が絡み合っているそうで
四季に併せて色合いを変える様子が評価されたのか、開館の翌年には「名古屋市」より「平成15年度名古屋市
都市景観賞」を受賞しておりました。 別称は「ちくさ座」。
特徴は外観だけではなく、玄関よりロビーを通じてホールへ向かいますと… そこには円形の空間が! なんと
舞台は中央に位置しまして八角形で平面なんです。 観客はそれを三方向から囲むように配置されていまして
残る一方向に奥舞台と呼ばれるスペースが存在していました。 これが"東海地方唯一"と言われる円形型の
劇場と言う事で、舞台と観客席が近いのも観劇の際の魅力とも言われておりました。
こんな独特な劇場を手に取るように知りたいと言う方、館内の配置を詳しく知りたいと言う方に朗報。 なんと
「名古屋市文化振興事業団」のHPにあります「文化施設ガイド」より「名古屋市千種文化小劇場」のページを開くと
建物を1/200に縮小した「ペーパークラフト」がダウンロードできるようになっているんです。 これを組み立て
れば独特なツタの外観も「円形劇場」も小さいながらも再現できますよ。
<開館情報>
開館時間:午前9時~午後9時30分
休館日:毎週月曜日(但し祝日の際は翌平日)、年末年始(主に12月29日~1月3日)
利用受付:開館日の午前9時~午後8時、※日祝日は午後5時まで
アクセス:名古屋市千種区千種三丁目6番10号、地下鉄「桜通線・吹上駅」より北へ徒歩3分