
言われているのが「本宿音頭(もとじゅくおんど)」。 他に「名鉄・本宿駅」の「2代目駅舎」の改装(完成)が切欠
とする説もあるようですが、いずれにせよ「祝賀」を目的として作られた事は間違いないようです。
まずは「1934年(昭和9年)1月」に開通した「鉢地坂(はつちざか/はっちざか)トンネル」により、本宿より蒲郡まで
「県道(「愛知県道38号蒲郡本宿線」、現在は廃止となり「国道473号」に編入)」が開通した事。 海へのアクセスが
一段と良くなった事、「風光明媚」だとか「東海の新名所」と呼ばれるほどだった蒲郡の景観の良さに感激した事
などから「本宿音頭」は誕生したようです。 下記にその歌詞を紹介しておきますね。
ハーいきな本宿サラリトナ(ヨイショ) いきな本宿流線型よ
ちょいとドライブ新箱根 ソレヨイヨイ ヨイヤサラリトナ
鉢地トンネル南へ抜けりゃ 海が見えますひろびろと
山の間でも本宿あア都 バスも電車もたてよこに
作詞作曲は「岩槻三江」さんで、愛知県の農業の振興に大きな影響を与えた方。 しかも音楽にも優れた才能を
持ち合わせていたそうで他にも様々な作詞作曲をされておりました。 「県道」は、蒲郡の景観が『箱根のよう』
と言われた事により「新箱根観光道路」と命名され、最新型の「流線型バス」が運行されました。 また先に開通
していた「鉄道路線(現・名鉄線)」が東西に伸びている事に対して、「県道」は南北に開通。 それらの出来事が
歌詞に織り込まれているので、「本宿音頭」は村内の発展を記念した説が有力そうですね。
「本宿音頭」にまつわる逸話や歌詞は「名鉄・本宿駅」の駅前に設置されていた『郷土史本宿研究会』の記念碑に
あった文章を参考にさせていただきました。 ですのでメロディが分からないのが残念なところ…