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いわゆる「中村遊郭(名古屋市中村区)」の一角、と言うよりも南東の外れにある「白王寺(はくおうじ)」
は通称「中村観音」とも呼ばれ、「本尊」の「」が崇められています。 この仏像には深く
複雑な謂れがあるという事、さらに別称として「白骨観音」と呼ばれる事もあるそうですが… 

「遊郭」と言う事で、この地には多くの女性が様々な事情で訪れた様子。 その大半は身売りなどにより帰る
場所の無い方々だそうで、残る一生をこの「遊郭」内で終えた方も多かったようです。 その終焉は様々で
思い半ばで病死されたり、あまり環境の良くない世界だった事から心中したり、脱走を試みた方は折檻を受け
その結果亡くなられたと言うケースもあったようです。 その場合は殆どが「無縁仏」となるそうです。

そんな幾多もの「無縁仏」の遺骨を原材料にして作られたのが「十一面観音菩薩」で、「遊女」たちの供養を
目的に手掛けられたそうです。 高さは8mほどのものだそうで、その体内に納骨をする事が出来るようです。
そんな経緯から「白骨観音」とも呼ばれているんですね。 また「思いごと叶う不思議な観音様」としても
知られているようで、参拝客が耐えないとの事。 1月と7月には「祈祷会」が実施されております。