今現在、1963年(昭和38年)に最後に「名古屋市」へ編入して誕生した「守山区」。 山々に囲まれた地域
である事から「土地開発」が遅くから開始された事により、今も非常に多くの「古墳」が残されています。

当初は100を越える「古墳」があったと考えられていますが、これまでに「軍事練習場」に当てられた事や
「古墳」の存在を知らずに「土地開発」に着手した等の理由から失われた物も数多くあるそうです。 それ
でも現在区内ではおよそ30ヶ所で「古墳群」を確認でき、それぞれに時代や背景があり、時代の移り変わり
と共に「古墳」にも変化がある事が見て取れるそうです。

特に「上志段味地区」は「東谷山西麓古墳群」や「大久手古墳群」をはじめ「古墳」が密集している場所で
およそ50もの「古墳」が現存しているとの事。 続いて「下志段味地区」と「吉根(きっこ)地区」では
「古墳群」が5つある事から30もの「古墳」が存在する事に。 他にも「松ヶ洞古墳群」には主に「円墳」
が19基、「小幡緑地」内にも3基ありますし、区の中心部に近いエリアでも発見されて極力保存されている
ようです。 とはいえ、この付近では「宅地開発」が優先されている傾向のようですが…

このような背景を受け、「名古屋市教育委員会」では「古墳」の類を「自然保護」運動と合わせて取り組む
事となり『歴史の里』と銘打って整備計画を構想しています。 上手く整備が叶えば、歴史的な観光資源と
して、多くの人を招く事も可能となると思います。