その昔、「徳川家康」の命によって「東海道」「中山道」「甲州街道」「奥州街道」「日光街道」の
「五街道」には「松並木」が整備されていたそうです。 今では「道路」の整備・拡張の際に伐採される
などで現存している箇所は数少ないようですが、そんな中「東海道」の「御油宿(現・豊川市御油町)」
から「赤坂宿(現・豊川市赤坂町)」にかけての街道には地元の方々による手入れ・保存活動により
約600m、およそ270本の「クロマツ」による「松並木」が今も現存しています。 

1944年には地元の方々の活動により、国から「天然記念物」に指定されるほど。 それだけ活動が活発で
実績のあるものだったと言うことでしょうね。 但し、何故か「御油のマツ並木」という表記での登録と
なっています。この事から益々「松並木」は手厚い保護を受け、道路が
整備された際にも「松並木」を伐採したり移植することなく今も当時の姿を残し続けています。 そして
2009年には「歩道」が整備されて安全が確保された為に散策が容易になりました。

「豊川市御油町美世賜」には「豊川市」の施設「御油の松並木資料館」がありまして、この「松並木」と
共に「御油宿」の資料が展示されています。 「松並木」がはじまる付近にあり、また「入場無料」と
言う事もあって「観光客」の姿を見掛ける事も。 月曜が休館日、また日中の1時間だけ閉館となるので
要注意です。

ちなみに「十返舎一九(じっぺんしゃいっく)」の作品「東海道中膝栗毛」では、この「御油の松並木」
で「弥次さん」と「喜多さん」が「キツネ」に化かされています。