






「中日ドラゴンズ」の本拠地が「ナゴヤ球場」だった頃のお話。 その「ナゴヤ球場前駅」は名前の
通り「ナゴヤ球場」への最寄り駅だったのですが、球場よりも北へ約400m離れているのに「改札口」が
北側にしかありませんでした。
そこで考えたのが「ナゴヤ球場」で試合が開催される日に限って、球場へ近い南側に臨時の「改札口」
を設ける事。 その「臨時改札口」が、いつしか「グラウンドゲート」と銘打たれてファンに愛されて
いました。 臨時なので当然「自動券売機」も「自動改札機」もなく、同じく臨時の「きっぷ売り場」
とホーム上の「有人改札口」により乗降客を捌いていました。 ちなみに当時から北側の「改札口」
には「自動改札機」がありませんでしたけどね。 線路は盛り土上の高架を走っているので、地上から
階段を上って「ホーム」へ上がるのですが、「グラウンドゲート」内部にある階段の壁面には、ファン
が垂涎しそうな「選手手形」が並んでいました。
残念ながら「ナゴヤドーム」が完成して本拠地が移転されてからは「グラウンドゲート」の出番は
殆ど無くなり、いつしか駅名も「山王駅」に再び戻されて、駅設備改修の際に「グラウンドゲート」
の姿も無くなってしまいました。 ただし臨時の「きっぷ売り場」だけは辛うじてその姿を残しており
かつての「駅名」と共に、それだけが当時を物語る場所となりました。 あの、壁に掲げられていた
「選手手形」、今はどうなっているんでしょうね。