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名古屋市は「西区」、「円頓寺(えんどうじ)商店街」からは南側、「四軒道(しけみち)」から
西へ入った路地の行き止まりにある「御堂」に祭られているのが「子守地蔵尊(じぞうそん)」。
元々は別の地で祭られていたと推測される「地蔵尊」は、ちょっと変わった経緯により、新たに
この地で祭られる事となりました。

「安政」の頃、現在「御堂」がある場所より南へ20mほど離れた場所に「井戸」を設ける事となり
掘削作業が行なわれていた最中に、地中約30cmの場所から発掘されたのがこの「お地蔵様」。
意図的に「お地蔵様」を埋めるなんて事は考えにくく、その後の調査により「庄内川」の氾濫により
どこか上流から流された「お地蔵様」が偶然この地に埋もれていたと考えられています。

現地に掲げられている「子守地蔵尊運営委員会」の案内板によりますと、地蔵尊研究家「芥子川」先生
の調査により、「お地蔵様」に「宝永七年円城童子」という刻銘がある事が判明。 今からおよそ
300年も昔に造られた「お地蔵様」である事が判りました。 それが発掘されたのが約150年も前と
言う事は差し引いて150年もの間、地中に埋もれたままだったんですね。

発掘後、地元の有志によって1895年に「御堂」が建てられて手厚く祭られています。 そして毎年
夏の盛りとなる8月23日と24日の両日に「大祭」が行われています。