岐阜県にある「樽見(たるみ)鉄道株式会社」は大垣市と本巣市を結ぶ「第三セクター方式」の
鉄道会社でして、「西濃鉄道(大垣市)」や「住友大阪セメント(東京都千代田区)」をはじめ
岐阜県なども出資をしております。

1984年に国鉄「樽見線」(当時は大垣駅から神海駅まで)を引き継いで、全国で3番目の「三セク線」
として開業しまして、残る「神海駅」から「樽見駅」までも1989年には延伸させました。
国鉄「樽見線」も、元々は「樽見駅」までの予定だったのでこの路線名だったんですね。

開業より観光や各種イベント列車によって黒字が続いていましたが次第に衰退して行き、2006年には
一般的な客車列車を廃止する事となり、現在は「レールバス」という従来のものよりも少し小さい
車両での運行となっています。

また株主であった「住友大阪セメント」が「岐阜工場」より製品の輸送に「樽見鉄道」を利用して
いましたが、コチラも2006年に終了となってしまいまして固定収入を失い、経営が危ぶまれています。

そんな中、2006年には「モレラ岐阜駅」を開業させて全19駅となりました。
駅の近くに出来たショッピングモールへの買い物客や従業員の利用を狙っての事だそうですが
これで経営不振を打開する切欠になればよいですね。