「平和公園(へいわこうえん)」といえば広島市にある公園が有名ですが、ここ名古屋市の「千種区」
と一部が「名東区」にも位置しています。 「東山公園」とは南北に並ぶ形で存在しています。

戦時中に多大なる被害を受けた名古屋市内を再整備する目的で行われた「戦災復興計画」の
「区画整理事業」では市内を「碁盤の目」のように整備したり、有名な「100m道路」を南北に
走らせたりと大々的に行われましたが、併せて市内の墓地も整備される事となりました。

市内には寺院が多く点在していたのですが、それぞれが所有していた「墓地」を一ヶ所に集め
墓地跡を新たに都市開発に役立てようと言う大胆な発想。 しかもこの際に移転させられた墓は
一般の物はもちろん、尾張藩の墓や歴史的に由緒ある人物のもの全てが対象だったようです。
それらが集められた場所が現在の場所で、全ての計画は10年の年月を経て完了となります。
ちなみに墓地区域には慰霊施設「平和堂」に「伊勢湾台風」の慰霊碑がある他、「寺院」や「宗派」に
より区分されており、案内板もそれらが一目で判る様に色分けされていると言う心配り。 

他にも園内には様々な施設が存在しており、名古屋市の「動物愛護センター」や「東山動物園」の
コアラに与える「ユーカリ」を育てる施設もあります。 また災害時の給水を目的とした「配水場」に
展望台も兼ねた「アクアタワー」に「虹の塔」なんてのも。 もちろん公園らしく「サイクリング」や
「釣り」が出来たり、野鳥の存在も確認されているほど。 その園内の大きさは「霊園墓地」では
日本一と言うことだそうです。

ちなみに… この「平和公園」、世界的に有名なスポーツの祭典「○○○○。○」のメイン会場が
建設される際の予定地となっていたんだそうです。 木々を伐採しての計画、2005年に行われた
「愛知万博」と比べると、またエラい無謀な計画があったもんですねえ。