


1965年生まれの「大須演芸場(おおすえんげいじょう)」は、数々の試練を乗り越えて現在に至ります。
1962年に誕生した小屋が3年後に「演芸場」となったのが始まり。 周辺にはそれ以前からも多くの
「演芸場」が存在していましたが、時代の流れとともに減っていって最後に残ったのがココ。
しかも「大須」で最後ではなく、既に「東海圏」では最後の存在なんだそうですよ。
1965年に最初の「席亭(主催者)」の経営により順風満帆にスタートした、かに思われましたが
怠慢経営が祟って、1973年に最初の「席亭」の交代。 新しい「席亭」により本格的な経営で
再スタートを切るも、またも経営難に。 不動産業などで資金繰りを立てるも限界に達し1978年には
従業員を全員解雇。 いわゆる「リストラ」により場内を切り盛りするのは「席亭」だけに。
それでは営業が成り立たないので入り口での「モキリ」や場内清掃を「出演者」や世話役 らが
務める事態にまで陥りました。 そして1985年、裁判所より「営業取消」の処分を受けてしまいます。
2000年には「競売」に掛けられる事となりましたが…
ところが、「大須演芸場」の「土地」と「建物」は別々の「権利者」なんだそうで、今回の「競売」は
「大須演芸場」の「建物」のみの「権利」を「競売」に掛けられた訳ですが…
競売第1回目:4800万円スタートも入札者ゼロ
競売第2回目:3400万円スタートも入札者ゼロ
改築も出来ない「建物」だった事も有って、大須の一等地に存在する「施設」にも関わらず、興味を
示す者が現れない中、競売価格が下がってくる訳ですが…
そんな中「競売第3回目」に入札者が! しかも毎年6月と12月に「大須演芸場」にて「定期公演」を
行なっている「ロック歌舞伎スーパー一座」の「主催者」や「支援者」から!
3回目の「競売」で無事に落札し、今まで通りの「寄席」としての営業が現在も続いています。
名古屋出身の「雷門小福」さんが率いる江戸噺家「雷門」の落語家を初め、「漫才」「手品」といった
「演芸」や、「ロック歌舞伎スーパー一座」による「定期公演」が年2回行われています。
先に挙げた「定期公演」以外の「月」には他にも関西・関東方面の芸人も出演しているそうです。
<アクセス>
地下鉄「鶴舞線・大須観音駅」より東南へ徒歩5分程度
<入場料>定期公演・特別興行期間は異なるようです
一般
1500円
学生(高校生以上)
800円
小人(小学生以上)
500円
シニア(65歳以上)
1000円