たまにお父さんの夢を見る

その姿はいつも笑っていたりしていた

わたしの笑顔は、お父さんに似たものだ

大きな目が細くなるまで、にんやり笑う


お父さんの七回忌の法要の日にちが決まった


ねぇ…もぅどこに行っても見れないんだね

あたしがどんなに長生きしたって、夢でしか会えないんだね

わたしだけ、一人暮らしで死に目に会えずに逝ってしまうなんてずるいよ

でも、その場に居たくなかった



死に顔………苦しそうだった


何で?

前の日普通に会話してたじゃん

健康だったんだよ

病気なんてほとんどしたことなかったんだょ
なのに、心筋梗塞の疑いがあるって診断書

疑いってなんだょ

人一倍熱くて、人一倍人が好きで。。

覚えてるょ

PTA会長での運動会の演説

前の日一生懸命に挨拶考えてた

その言葉

『赤が勝つ、白が勝つにこだわらず、自分に勝て』

お父さんらしい言葉だね

ずっと自分に勝ってきたんだよね、きっと

『なんでもいいから一番になりなさぃ』

これも覚えてる

酔っ払って、饒舌になって家族に話してた

何でもいいって…お父さんは、何でも一番になってきて、常に上目指してたから、きっと神様が、休ませてくれたんだよね?




また夢で会いましょう