皆さん、こんばんは!ヽ(^o^)丿
初めに「詐欺の電話にご注意を!」についてお読みください。
『固定電話や携帯電話に、警察官を装って「あなたの健康保険証が不正利用されてい
ます。警察官から連絡があるので届出をしてください。」などと不審な電話が多数かかっ
てきています。
犯人は、SNSを利用して「警察手帳」の画像を送ったり、ビデオ通話を利用して本物の
警察官であると信じ込ませようとしてきます。
※SNSとはソーシャルネットワークサービスの略で、「LINE、Instagram、X(旧ツイッター)」
などです。
これは詐欺の手口ですので、だまされないようにしてください。
警察官がSNSを利用して連絡を取ることはありませんし、警察手帳などの画像を送る
ことは絶対にありません。
【伊勢崎警察署】 0270-26-0110 』
さて、本日も昨日に引き続き「成年後見の見直し」について書きたいと思います。
例えば、配偶者の遺産相続を機に制度を利用した場合、相続が終われば法的支援の必要
性は低くなります。しかし、現行制度ではいったん利用し始めると、本人の判断能力が回復し
ない限り、やめられません。
しかも、後見人への報酬は払い続けることになります。司法書士や弁護士、社会福祉士ら
専門職に対しては、月2万~6万円の負担が生じます。こうした制約や負担が大きいことが、
利用抑制を招いている要因と指摘されています。
法制審では、利用期間に区切りを設ける期間制の導入や、特定の案件ごとに後見人の利
用を可能にする仕組みなどを議論します。
また、本人の状況に合わせて後見人を柔軟に交代できる方策も検討します。
具体的には遺産相続の時は弁護士で、解決後は日常生活を支える福祉の専門家に代わ
るなど、本人のニーズに合った支援を受けられるようなイメージです。現行制度を点検し、問
題点を改善することが重要です。より身近な制度になるよう、幅広く議論してほしいものです。