たわごとしれごとざれごと
2008/08/28
水面に無数の波紋を広げた雨は止み
町には誰かの話し声が帰って来た
ずぶ濡れの犬はブルブル体を震わせて
夕暮れは水平線に落っこちた
頭の代わりに一升瓶を抱え
トクトクトクと今を満たそうとする僕は
モクモクの雲に思いを馳せるモグラ
「高く飛びたい」
と羽をもらって着飾っても誰かの真似
鏡に醜いモスラ
閉め切った部屋
突如として現れた寂しさに
冷え切った手はほっぺたで暖めた
又誰か電話でも掛けて来て
愛の意味を会いたいという言葉に変えてくれたらいいのにと
釣り糸も垂れずに幸せを待つ無人島
渡り鳥は南
ただ一人島に取り残された思いを振り切ろう
現実逃避も逃げ切れば勝ちさ
一輪の月見草 夜に花開いた
