予定日を過ぎても、なかなか出ていらっしゃらないこまめ様。

「ママのお腹が心地いいのね~」
なんていう言葉が、気休めにしか聞こえない。
・・・私のもとに生まれるのが嫌なんじゃないか・・・なんて、
マイナス思考になる始末。

最後の健診でも、子宮口はあまり開いておらず、
誘発剤を使って入院する準備着々と。

いやだよー出ておいでよー
と思う気持ちとはウラハラに、こまめちゃんは至ってのんびりさんなのでありました。


・・・そして、月曜日の昼過ぎ、入院。
相方さんが昼前頃に一旦戻ってきてくれて、
二人で昼食を食べ、いざ。

病棟へ行って、お部屋に連れて行ってもらって。
色々、説明があるということで、
相方はなかなか会社へ戻れず・・・ごめんよ。

先生や色んなスタッフさんから説明受けたり、サインしたり、
訳がわからないまま数時間過ごす。

そのうちお隣のベッドの人が来たりして・・・

なんか暇なような、だけど落ち着かなくて
なんか不思議な気分。

あーいよいよなんだー
こんな夜も最後なんだーと思って、就寝。

だけど、なかなか寝られない。
やっと寝れたと思ったら、目が覚めちゃったりして。

そしたら、わーわー泣く声がどこかから聞こえてくる。
痛いよー痛いよーって。

最初、上の階かなにかが小児科の入院病棟で、
そこの子どもが泣いているんだと思ってた。
かわいそうだなぁ、ちっちゃい子も頑張ってるんだなぁ、なんて。

そして、その数分後に気付いた。
違う。
確か隣の部屋がLDRだった。
これって、お産してる人の声だ。

一気に、恐くなった。
私、これを明日経験するんだ。
大丈夫かな。
どうしよう。
恐いよ。

そんな夜でした。

妊婦生活最後の夜、に、なると思っていた、夜。(笑)
マタニティライフを満喫できるようになって来たのは6月後半から。

6月は区の母親学級に参加、
その頃から少しずつつわりが楽になってきて、
マタニティスイミングやマタニティヨガに通うように。

夏は、とにかく暑かった。
特に夜暑くて寝付けず、私にしては珍しく、クーラーLOVEだった。
(夫に寒がられた)

そうしてだんだんお腹が大きくなって。
9月には、近所のママ友さん2人が出産。
2人とも予定より早く、1人なんて20日近く早くて、
そんな話ばかり聞いてたもんだから、
10月入ってからはもう気持ち的には準備万端だった。

それがしかし。
予定日近くの健診でも、「兆候見られず」

予定日過ぎても、まだ。。。

まわりからは急かされるし、
あまり遅くなると誘発剤使うことになるっていうから、
気持ちばっかり焦って、しんどかった~

でもその代わり、色々なところに旦那と散歩しに行ったり、
外食に行ったりできたから良かった。

きっとこまめちゃんが
そんな贅沢な時間をプレゼントしてくれたんだね。
妊娠がわかってから一月も経たない、3月末のある日。
いつも通り、パート先から帰るため地下鉄に乗っていた。

乗るのはいつも一駅。
時間にして5分程度。

電車が走り出してしばらく経った瞬間。
”う、気持ち悪い・・・”

そこから下車する駅までの、なんと長く感じたことか。

駅のトイレの場所も知らなかったので、
電車を降りてからも無我夢中。

どうにかこうにか個室に滑り込みセーフ。
久し振りに、嘔吐しました。

そこからの約3ヶ月は、ただひたすら、吐き気との戦い。

ベタに、お米が炊ける匂いがダメ。
肉の匂い?見た目?がダメ。
魚(特に干物)が臭い。
その他色々あったけど、とにかく「臭い」がダメだった。
(でも何故か食べることは食べられる=痩せない^^;)

つわりって、原因とかよくわかってないみたいだい
人によって様々らしいけど、
とにかく辛かった!!
毎日、「つわり」「いつまで」とか検索してた。笑

だいたい3~4ヶ月くらいで治まるのが普通らしいけど、
私は結局5ヶ月くらいまでこのつわりが続きました。

妊娠中ずっと続く人もいるみたいなので、
終わりが見えないってホントつらいなぁ・・・と思っていた。
その気持ち、再び出産の時感じることになるとは。。。
それから数日後の診察。

まだ高温期は続いてる。
月のものも来ない。

そして先生が一言
「検査してみる?」

…それって私が決めること?と思いつつ、
迷わず、「お願いします」と言った。


というのも、実は待ちきれず、
数日前に家で検査薬使ってみてしまったのだ。
結果は「陽性」♪
まだ確信まではいかないけど、
赤ちゃんがおなかにいるかも、
なんかフワフワした気持ちだった。


そして婦人科での尿検査。
院長先生、副院長先生、看護師さん、
みんなが見守る中、検査薬の反応は・・・
「陽性」
(まぁね、私は知ってたんだけどね。)

私以上に皆さんが喜んでくれて、
これまた、フワフワした気分。


「じゃぁ超音波で見てみよう。内診台上がって」

「あ~あったあった。これがタイノウ。赤ちゃんが入ってる袋ね」


こうなると一応妊娠確定なのだろうけど、
先生からは「おめでとうございます」の言葉はなかった。
代わりに、「まだ、流産の危険性もあるから」と。

考えてみれば、ここから出産の前までは、
お医者さんから「おめでとうございます」と言われたことはなかったな。

妊娠はおめでたいことではあるけれど、その先に何があるかわからない。
赤ちゃんが無事に産まれて初めて、「おめでとうございます」なんだ。
結婚の少し前に見つかった子宮内膜ポリープの除去手術を2回受け、
その後も婦人科に通院していたある日。

いつもは28~30日で来るはずのものが来ない。
高温期が続いてる。
そして基礎体温表を見ながら先生が言った一言。


「これはもしかするともしかするかもしれない」


今年の3月初めの話。