俺が君を嫌いになる必要はない
君は俺のことが嫌いなのか?
でも俺にとってはそんなことどうでもいいんだよ。
君と俺は多分、おそらく友達という関係だろう。
きっと、お互いそう思っているはずだ。
しかし、君は俺を嫌い。
一方、俺はなんとも思っちゃいない。
この差はなんだろうか?
それは俺が君を嫌いになる必要がないからだ。
しかし、君は俺を嫌いになった。
でもそれは、必然とも言えるんじゃないかな?
嫌いなるには理由が必要だ。
対抗心、劣等感、それらを君は感じているんじゃないかな?
対抗心というものは時に様々な感情を引き起こす。
その最たるものが劣等感。
君は俺と背比べしていたんだと思う。
俺はそれにつきあっていた。
というより、俺自身も望んで君と背比べをしていた。
でも俺は君との背比べを必要としなくなった。
しかし、決して君に勝ったからととか、興味がなくなったからというわけでもない。
君はいい人物だと思う。
俺にいろいろよくしてくれたし、周りにもよくしている。
でもきっと今、君は俺のことが嫌いだろう。
さっき、なんと思っちゃいないって言ったけど、少し思うことがあった。
悲しい。
もったいない。
この二つが入り混じった感情。
それが今俺の中にある。
ただそれは仕方ないことだと思う。
君が俺を嫌いになって、俺は君を考える。
逆に劣等感を抱いているということは同時に相手を尊敬しているとも言える。
以前の俺が以前の君に対してそうであったように。
今の俺は君を、君という存在を何とも比べちゃいないよ。
君もそうなってほしい。
それをただ願う。
対抗心なくして真の友情は生まれない。
俺は君とその先にあるものを見たい。