東京に、日帰りで子宮内膜アブレーション(MEA)を受けられる病院があります
MEAについて検索すると、高確率で検索結果に出てくると思います。
こちらは静脈麻酔で眠った状態になるものの、自発呼吸はできる状態の麻酔です。
私自身、日帰りで受けられるなら、東京に行くのもいいかもしれないと最初は思いました。
静脈麻酔は、歯の治療や胃カメラ検査で使われることもあります。
一方、全身麻酔となると、呼吸器や尿道カテーテルをつけることに不安がありました
総合的に考えて、近くの病院で全身麻酔で受けることになりました。
手術を受けた病院の先生に、日帰りの静脈麻酔でやっている病院との違いを聞いてみたことがあります。
全身麻酔を選んでいる理由としては、手術中に動いてしまうリスクを減らすため、ということでした。
静脈麻酔の場合、眠っている状態とはいえ、無意識に手足が動くことがあるため、ベルトで固定するなどの対応が取られることもあるようです。
静脈麻酔が一概に危険というわけではなく、それぞれの病院や先生の方針の違いということだそうです。
全身麻酔にも他のリスクがありますし、患者さんの状態でどちらがいいかという判断が変わることもあるのでしょう
MEAについてネットで情報検索していると、「受けようかな」と気軽な感じのコメントを見かけることがあります。
MEAは、子宮摘出と比較すると心身の負担は軽い傾向にあるものの、気軽に受けられるものではないと思います。
また、当事者以外が「生理が嫌ならこれ受けたらいいんじゃない?」と書いているのも見たことがあります。
MEAは、生理が完全になくなるというものではありません。
受けたいと思った人が簡単に受けられるものではなく、受診や検査の結果、MEAの適用でないとなることもあります。
選択肢として、情報が広く知られるのはいいことですが、メリットがあればデメリットもあるということへの理解も必要だと思います