強情に咲かなかった最後の一本のハイビスカスがやっと花開いた![]()
やっと何かが整ったんでしょうね![]()
年々暑い時期が長くなっているので11月頭位までは楽しませてくれるかな![]()
多分工場の今年最高気温・・・・・いや、過去最高気温更新だな↓
ただ、湿度がLL(20%を切った状態)なので「暑いけどカラッと暑くて嫌じゃあないな」という感じだった![]()
BMW R75軍用サイドカーのギヤボックスから
BMWのギヤボックスのガスケットの厚みというのは各スラストクリアランスにとっても影響することが在る訳で・・・・・欲しい厚みのガスケットが無い時は造るしかない(枚数を重ねるのは気持ち的に抵抗が在るし、ソレでも希望の厚みにならんことも)・・・・・・ということで久しぶりにシコシコとガスケットを作った
内側をケガキ↓
外側をケガキ↓
樹脂板の上でポンチを使って穴を抜き↓
少し穴径は小さいが仮実装した時に必要があれば丸棒やすりで修正する
「老眼の呼吸/参ノ型/腱鞘炎」を駆使し外周はハサミでケガキラインの線が残らないギリの所を攻めて切り、内側はガラス版の上で「フットワークの良い」今は懐かし車のウィンドウフィルム用カッターで切る(内側は神経質に切り抜く必要はない)↓
で、コウ↓
今回はコノ↓厚みでは不具合が出た為
コノ↓厚みで作った
組む直前にR75マイスターのS様より厚みの分厚い物(薄いタイプが0.25mmで分厚い物が0.51mm)を送って頂いたが、今回の不具合からはガスケットが沈んでも0.5mm絶対に欲しかったのでコレいくことに↓
尚ガスケット紙で0.4mm差があると各ベアリングのシム調整もやり直す必要がある![]()
今回は厚みを変えるという事でベースとなるガスケットがあるから比較的簡単に作れたが、ベースとなる物が無い時はガスケット取り付け面へ光明丹等を塗りガスケット紙へスタンプして切り出すことになるので難易度はグンと上がる![]()
とはいえ今回も製作時間(仮組用も造ったのでインナーカバー2枚、アウターカバー2枚の4枚必要)で換算したら恐ろしく高価なガスケットになりますが![]()
R75は軍用という超実用車なので状態の良い物は基本的に少ない「はず」![]()
部品はR75マイスターのS様にお願いすれば殆どの物が手に入るので大分理想的な修理が出来るのだが修理の「コスト」や「時間」には諸事情で限界がある場合もあり何でも新品を奢るわけにはいかないし、コレマタ諸事情で新品製作出来ない事もある「はず」![]()
また、今回の個体のように過去の整備によって「力技」仕事がそこら中(ミッションに限らず他の箇所もね
)にあると理想を追い求め完遂することは金銭的にも時間的にも精神的(ココのコントロールの敷居が一番高いとか
)にも難しい![]()
で、今回の「諸事情から理想で逝けない修理」を一つ![]()
インプットシャフトのオイルシールに当たるカラー(フェルトタイプだったのだが折角だからオイルシールタイプにアップグレードした訳)の新品を組むもシャフト側が痩せていてカラーが手で抜ける始末![]()
コレね↓
↑ココは圧入されてないと話にならん箇所で何とかせにゃあならんが、私がココのカラーを旋盤で作るのは何個目に納得いく精度の物が出来るか考えただけで萎えるし、作ってもらったりインプットシャフトの新品を購入するとなるとコストと時間が伸びる![]()
ということで軸とカラーのクリアランスを正確に測ると0.086~0.087mmだたっため↓
0.05mmのストックシムをカラーの幅より1mmほど広く切り出して一周軸に巻くことで対処した↓
それだと芯ズレも問題ないし圧入シロは0.013~0.014mmになり丁度良い塩梅になる![]()
で、オイル漏れ対策兼圧入時のシムのズレというか潰れ防止として液体ガスケットを塗布しポンチとハンマーで少しずつ圧入したのだが、もう面白い位良い感じで組めて「理想の修理ではないし小学生レベルのアナログ修理だが費用対効果はこれ以上は無いっしょ」って感じで気分が揚った![]()
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ベアリングのシム調整はデプスゲージ+ストレートエッチを使って測定&計算し選定するのだが↓
インナーカバーを組み付けるとキツかったり緩かったりとBMWの二本サス以降のように一発では決まらない![]()
↓トラの横で軍用ミッションと格闘・・・・・・ホント何でも屋です![]()
簡単にシム調整が決まらないのは、ベアリングハウジングの精度も良くなかったり構造上正確に測定できなかったりと理由は色々あるのだが、とにかく思ったクリアランス(ゼロクリアランスまで攻めるのではなく、カバーをトルクレンチで締めた状態でシムを触ってシムが「何とか」動く状態を目指す)になるまで何度もやり直すのでまぁ~疲れる疲れる![]()
尚、シムはインプットシャフトとカウンターシャフトはBMW旧タイプの物が使えてアウトプットシャフトはBMW2本サス以降の物が使えまヌ↓
また、シフトドラムのスラストクリアランスもチェックが必要![]()
で、シム調整で何度か開け閉めしていたらトルクレンチが掛かる前にスタッドが抜けヘリサートさせられる始末
↓
しかもヘリサートコイルの先端(インサート工具をかける所で作業後に折る奴ね)をケース内に落とし見失う
↓
最近社長に買ってもらったコノ↓ライトは非常に使い勝手がよく「おススメ」ちゃん![]()
LEDの光は明るさの割に照らした対象物が見えにくい印象があるが、LEDのハンディライトでコンナに見やすい物は初めて![]()
USB充電式のバッテリーで残量表示もありバッテリーの持ちも良いし、サイズ感も良く、強力な磁石が付いているので整備中にフレームとかに引っ付けて両手をフリーにして作業できるのも良い![]()
今まで使っていたLED懐中電灯は出番が無くなりました![]()
で、アーム式の磁石でケース内をアレコレしても出てこずファイバースコープでコウ↓
↓無事見つかって取り出せました![]()
ファイバースコープは想像以上に使え、あると便利![]()
BMWに限らず色んなミッションを触ってきましたし、R75もツンダップのKS750も何回かオーバーホール(今の経験値から見ると「あぁ~れまっ
」という出来の物も在るが
ま、ソレを言いだすと他の仕事でも・・・・・ねぇ
)していますが、未だにトップレベルで難しいミッションだなと感じる![]()
で、回数を重ねるごとに私の「R75ミッション分解組み立マニュアル&注意箇所ノート」には追加事項が書き加えられていく↓
終わっている幕下三流メカニックとはいえ過去に超えられなかった仕事が「望んでいるわけではない」のに「確実」に出来るようになっていくのは良い事の様なそうでないようなそうであるような![]()
正直、軍用にはトラ同様に出来るだけ関わりたくない![]()
ドライブシャフトのユニバーサルジョイント部の周り止めプレートに「JURID」の文字![]()
バルト三国の一つエストニアの言葉で「法」や「裁判官」という意味らしいが、何かしら「ただならぬ決心」を感じるような感じないような感じるような![]()
作動チェックが無事終わりコノ↓状態を見ると「達成感」で少し気持ちが揚る![]()
R75はここまで
ついでのガスケット類ネタ
今更だがラバーワッシャーを作る時は今まで「ポンチ+ハンマー」で打ち抜いていたが、結構センターがズレてやり直すことがあった![]()
で、プレスでシッカリ位置を決めて押し抜けば良い事に気付きコウ↓
で、コウ↓
そりゃあ、この方が確実で無駄が出にくい![]()
流石「終わっている幕下三流メカニック」・・・・・「ポンチは叩き抜かにゃあならんじゃろう」という自分の頭の固さに嫌気がさす![]()
完成写真は撮り忘れているが想像できますわね![]()
次っ
1970年トラボンネ新規輸入車整備から少し
今回の子は中々にオリジナル度も高く「完成度が高い」とされる頃の個体だし、車検整備から少し踏み込む感じで済ませられるかも・・・・・と期待していたがコウ↓
何時も通りの感じで車検整備レベルから逸脱していく![]()
前オーナーが色々テコ入れはしてある(アメリカ人にしては珍しく几帳面に整備記録が残っていた)のだが、各所覗くと「う~~ん・・・・・・やり直しといた方が・・・・・・俺は見てしまっているんだからコレを受け流すと後で「言われる事」になるよなぁ~」っていう「グレーな物(やり切れてない作業)」がゴロゴロ出てきて何時も同じ感じになる![]()
この子は腰上は開けられているのですが、間違えようのないロッカーボックスにIN&EXの文字・・・・・余程高度な文明の元で教育を受けてきたメカニックなんでしょう![]()
ま、私もブレーキシューなんかでマークを付けなくても良い物に、いつもの癖でバラす時に反射的にマーク(上とか下とかケガく)を付ける事が有るので同じレベルか![]()
マフラーが左右で気になるレベルで高さが違うなと思っていたらコウ↓
どうせならマフラーステーも左右同じにするか、せめてもう少しボルト穴を長孔加工して高さを合わせましょうよと![]()
そしてマフラーへの取り付けボルトは上下で長さが違うだけでなくピッチも違う![]()
↓ハブベアリング交換はトライされていましたが「超爆盛グリス+ノンシールベアリング」の大サービスによりドラム内にグリスが飛び散りシューはOUT![]()
他にも「散々に」色々在ります(こういうことをする方が弄っていたという事はそういうこと
)が面倒くさいので割愛![]()
で、ココまでバラしていくと磨かずにはいられなくなるわけで![]()
磨き前&磨き後↓
磨き前&磨き後
磨き前&磨き後↓
敢えて傷は残しますし基本敢えてタッチアップもしません(見えない箇所は敢えてタッチアップしたり
)。
ネジ類も全て一本一本磨きネジ山に不具合のある物は修正したり交換したりします。
とにかくバラして単体になったものは全て其々に合った磨き方で現状で最高の状態にしてから「私が知っている範囲の中
」で正しく組み直します![]()
ハーネスは交換されていて比較的綺麗でしたが洗浄して天日干し![]()
バラしていく中でバラさないエンジン回りの増し締めをしていると締め具合に違和感があり覗くとフレームとエンジンのマウント間にスペーサーを入れずに締めあげたらフレームが変形するぐらいの隙間があり「をいをい」と![]()
ココは「アルアル」というのを小西さんに教えて頂いていたが、余りに広い隙間に驚いた![]()
指で挿しているのが取り付けたスペーサー「なかなか」でしょ
↓
タコドライブのOリング交換の為にタコドライブを外そうとすると「私の感覚」の「常識の範囲の力」で緩めようとすると正ネジ方向でも逆ネジ方向でも緩まず小西さんに訪ねると、タコドライブの取り付けボルトは69年から逆ネジになっているとのことで危うく「大仕事」を増やすところでした![]()
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で、パーツリストを購入して見てみたらちゃんと左ネジと書いてありました![]()
やはり慣れていない車両はパーツリストは必須ですね![]()
しかし、罠が多すぎるぞトライアンフ![]()
毎度書きますが「トライアンフの修理」は受け付けておりませんので悪しからず![]()
次っ
当店のお客様でBMW R75/5にお乗りのT様が広島は呉市で10月1日に「Fuzzy Cofee(Rockなナイスネーミング
)」という自家焙煎豆やドリップコーヒーパックや立ち飲み?チョイ飲み?を提供するコーヒーショップを開店されるにあたり、開店前に生産地違いで飲み比べを楽しめるドリップパックや豆(ベトナム産)を持ってきてくださった![]()
T様はアジア圏の豆に注目されているようですが、アジアでもコーヒー豆って作っていたんですね~知らなかった![]()
頂いたコーヒーはキャラクターがハッキリ分かれていてとても楽しめた![]()
というか、私が普段飲んでいるドリップコーヒーとは違い旨味・苦味・酸味・果実感等の各情報がとてもクリアに澄んでいるから個性が楽しみやすかった感じかな?
豆を頂いたので遂にハンドミル(無段階で粒度も調整出来るタイプ)をGET↓
まだ色んな豆を確認して掘り下げるまでは行っていませんが、今では毎朝豆を挽きハンドドリップでコーヒーを楽しむように![]()
いやぁ~コーヒーも面白い![]()
皆様、ツーリング等々で広島は呉近くへ行くことがある際には是非「Fuzzy Coffee」さんへ足をお運びくださいませ(インスタも開設 fuzz.y6_19 されているのでチェックしてくださいませ~)。
オーナー様は単車、自転車、音楽、楽器、レコードやオーディオetcと多趣味な方なのでコーヒー好きな方は勿論、そうでない方でもコーヒー共々新しい世界が広がるかもしれませんよ![]()
最後、お酒ネタ
メデタク?アルコールを受け入れられる体に戻り「吞むリズム」が決まりつつある![]()
特に休肝日は決めない・仕事後の晩飯づくりの時は呑まない・家の晩御飯の時は酒を呑まない(「旨い」外食では呑み「どうでも良い」外食では呑まない)・普段の呑みは一日のやるべきことが全て終わり寝るだけの状態になった時に「吞みたかったら」呑むというのが基本。なんとなく惰性で呑むなんてことはしないし、今まででは考えられんが呑める状態になっても呑まない事もある
こういう感じのリズムだと呑んでもビール350ml一本と国酒1合未満で満足して心地よく眠りに入れる![]()
で、仕事を休んだ時(朝からだろうが昼からだろうが)は気分に合わせ好きなだけ呑む(と言っても吞まない時もあるし、呑んでもせいぜい4合前後だが
)
今の所、休みの日にシッカリ飲んだら1日か2日はアルコールを体に入れないようになった(別に何か決め事としているのではなく何となくそうなっている)![]()
このリズムだと酒代は減るし酒をダラダラ飲みながらアテを食べ続けなくなったせいで体重も少し落ちた状態で安定した![]()
というか酒を止めて暫くの間は食べられる量が減り真夏で汗もかくしで56kg台(私の身長は175cm、過去に57kgを切った事なんてないので慌てた
)まで落ちてしまいスタミナ不足を感じて食べる量を頑張って増やした(晩御飯でも白米を食べるようにした)ぐらい![]()
体の軽さ&スタミナ具合から私のベスト体重は58kg前後
そんな?私の最近購入したお酒(久しぶりで写真撮るの忘れて開栓してから撮っちゃいました
)↓
冷蔵庫に空きが出来て補充したいなぁ~と思い近場で何か一本・・・・・・ということで、利守酒造さんの番外雄町がとても旨かったことを思い出し蔵元直売所へ出向いたら、蔵元でしか置いていない生酒バージョンが同じ価格で売られていてGET↓
コレ↓は香り穏やか、熟成酒か?と思うほどの色付き、冷では旨味はしっかりだが苦味渋味でキレ良く低精米故と思われる口中での香りも設計された訳はなかろうが旨さに繋がっている感がある、燗ではフィニッシュ後も長く舌をビリつかせる持続性のある辛味とシャープな酸味も開き五味のウルトラスパイラルで「ずぅ~っと」飲み続けていたくなっちゃう良酒![]()
このご時世、等外米とはいえ雄町米を使ったこのレベルの純米生酒が税込み2420円はエグいです![]()
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さて、自分の単車完成に向け資金を貯めていくぞいね~![]()
なんだろう・・・・・終活一段目に突入したかのような「おいにぃ~」が溢れているようないないようないるような![]()
よし、今日はココまで
ばいちゃ![]()










































