ほどけ岩

素敵な空間でした(*˘︶˘*).。.:*♡
次女と2人で会いに行きましたヽ( ´∇`)ノ ヽ(´∇` )ノ

静謐で清浄で温かな感じがしました
感受性の強い次女などは注連縄をくぐった時
場がぐるんと変わったのを感じたよう
そして前日に大雨でまだ小雨の中だったためか
岩からポトンポトンと水が数か所滲み落ちるヶ所が
その水に触れた次女が大興奮!
「ママー!ママー!この水すごいよー!!」
この時は彼女の興奮の理由がよくわからなかったのですが
後でよく聞くと、
その水滴に触れた手がとても綺麗になっていくのがわかったと!
次の水滴を待って顔に塗ったりしたと

その時私は迎えのタクシーの時間が気になってて
ちゃんと次女の興奮の理由を聞かなかったことに後悔しました(^_^;)

また絶対に会いに行きます!今度はじょうごと瓶持って!
待っててほげと岩さん♡

もともとは古い地元の人々に
ほげと権現と呼ばれ大切に敬われていたお岩さま
その下に後からたてられた神社がありますがお岩さまが先と思います

神社は伊弉諾命、伊邪那美命、石君大将軍がお祀りされています
多分、石君大将軍とはほげと岩さんのことなんでしょう

よくわからないのが日本人なら知らない人はいない夫婦神さま
神代七代の最後の二柱で一代の神様方

なぜここに?
なぜご一緒に?

記紀をうのみにしているわけではありませんが
その中で語られる夫が妻へした仕打ちが私の理解の範疇を超えてて
いつも疑問に感じるのです

治める地は違えど、心はいつも一緒?
いやいやいやいや

私なら絶対嫌ーーーーーーっ٩(๑`^´๑)۶

コホン!ちょっと取り乱しました
話をほげと岩さんにもどします

ほげと岩さんにまつわる神話も私にはしっくりきません

~鬼八法師の話~
武磐龍命(たけいわたつのみこと)の阿蘇神話より

命の従者に鬼八法師という鬼がいた。鬼八はまるで飛んでいるかのように足が速かったという。ある時、命が阿蘇五岳の往生岳に立ち、阿蘇外輪山下の的に向かって強弓の稽古をしていた。鬼八は的石に当たった矢を拾っては、往生岳まで持ち運び、命に差し出した。しかしながら、だんだん疲れ果て、100本目を拾った時、矢を足の指にはさんで投げ返した。命はその失礼に怒って(投げ返した矢が太ももに刺さったともいわれる)鬼八に斬りかかった。鬼八は慌てて逃げだし、山に突き当たると、そこを蹴ほいで、ひたすら逃げ走った。その穴が方々に残っており、穿戸岩(ほげといわ)と呼ばれる。南郷谷に7ヶ所あるという。命に捕まえられそうになると、鬼八は命に屁を八発かませて逃げた。命は遂に鬼八を捕まえて斬り首を取った。が、斬っても斬っても鬼八の体は引っ付き生き返るので、命はギタギタに切り刻み、身体を葬った。阿蘇各地にある鬼塚という地名は、鬼八の塚があったところだといわれる。首だけとなった鬼八は、毎年暑いときに天に昇り「イタイイタイ」と泣き、その涙が霜となり、阿蘇の農作物を枯れさせた。困った命は「お前の宮を祀るから、どうか降りてきておくれ」と乞うと、鬼八は「斬られた首が痛いので温めて欲しい」という。そこで命は阿蘇谷にある霜宮を立てた。霜宮では「おこもり(火焚き神事)が行われている。鬼八を慰めるべく、現在でも少女が59日間、霜宮の近くに設けられた火焚き殿にこもり、火を守り、鬼八の首を温めているという。この「おこもり」のおかげで霜の害はぱったりなくなった。       (転載終わり)



さて、いろいろ突っ込みどころのあるこの神話
最初に思ったのは鬼八が可哀そうで可哀そうで(இдஇ; )

疲れてたんだよね…失礼と知りつつ早く楽になりたかったんだよね…
飛ぶように早く走る鬼八を太ももの傷をものともせず追いかけたおす命って

何も切り刻なくても違うお仕置きあっただろうに

思うに
鬼八に法師とついているのは
鬼八がだいだらぼっち(ほうし)だったからなのでしょう
逃げながら7ヶ所も大穴をあけるのはかえって大変

追いかけっこの時
逃げる方はわざわざ手間のかかることはしないのでは?
だいだらぼっちなら自然と仲良し
山々や大岩が逃げ疲れた鬼八を隠して匿ってやっているところに
「鬼八はそ~こ~かあ!!」
と鬼の形相で命が蹴り破ったという方が
私的にはしっくりくるなあ・・・なんて、妄想ですよ

霜宮の近くに隕石かもといわれている大石もあるそう
本当に鬼八をなだめてくれているのはだれかしら

ひょっとして
今も鬼八の首とお話できるのかな?