・西牟婁郡白浜町椿1058-1
・0739-46-0167
以前から何度か訪れている施設であるが、その度にその日は丁度休みだったとかオープン前の時間だったとかで入浴出来ず終い。相性の悪い施設であるが、今回ようやく入浴の運びとなった
道の駅内にある温泉施設。温泉マニアの端くれからすると、椿温泉と言えば今は無き伝説の温泉旅館【国際観光旅館 冨貴】の印象が強いので椿というだけでどうしても大きな期待を持ってしまう
風呂場は道の駅内らしくシンプルな構成で内湯のみ。露天らしきスペースもあるが浴槽無くて単なる休憩エリア。当初の計画ではここに露天風呂を造る予定だったように見える。内湯には6～7人浸かれる浴槽と1人サイズの槇風呂とがあり、温泉分析表を見ると浴槽は加温してあるがどちらも循環・消毒ナシの完全掛け流しとのこと
浸かってみてホンマに完全なる源泉掛け流しかいな？と疑念を持った。椿温泉らしいすべすべ感のある湯ではあるが若干程度のすべすべ感で、大きな浴槽・槇風呂ともに湯が鈍っているように感じる。オーバーフローしておらず浴槽内には吸込口があり、これは掛け流しでは無く循環併用とちゃうんか？としか思えなかった。オーバーフローしていることが掛け流しの原則では無いことは重々承知しているが、とりあえず湯に源泉掛け流しのフレッシュ感は一切感じられなかった
入浴料は650円。この内容では満足度はまぁまぁ程度。しかしながら荒廃しきった椿温泉で現在立ち寄り湯が楽しめるのはこちらの道の駅のみ。冨貴で体感したあの椿温泉本来の極上湯を気軽に味わうのはどうやらもう無理なようだ