安芸高田市議会は、総務文教常任委員会と産業厚生常任委員会の、それぞれ委員長報告が行われて、賛成多数で全ての議案は可決されて、シャンシャン❗️な最後だったが…。
予告通り、熊高昌三議員が土師ダムの自転車レンタル事業の料金値上げ法案に対して質問を行いましたが…、南澤委員長は回答出来ませんでした。
なぜ、回答出来なかったかと言うと、産業厚生常任委員会の中では、熊高昌三議員と同じ疑問を抱く議員がおらず、執行部に質問しなかったからです。
尚、熊高昌三議員の質問は、電動アシスト自転車と言う勘定科目を条例に作らずに、どうやってこれまで指定管理者はレンタル業務を行っていたのか❓と言う質問です。
中々、この土師ダムの自転車レンタル事業は、杜撰極まりない運営をやっていて、まず、自転車レンタル事業に関する規定を定めた条例が制定されたのが、平成16年、安芸高田市に成った年です。
それが改定されたのが令和元年。何を改定したか不明ですが、"電動アシスト自転車"は、レンタル事業の勘定科目には有りませんし、そこにはレンタルの上限金額が規定されていますが、実際に土師ダムのHPでレンタル料金を確認すると、条例の上限を幾つかの勘定科目はオーバーしています。
つまり、土師ダムの指定管理者は、安芸高田市の条例で規定しているレンタル料金の上限を超えて勝手に値上げしとるし、勘定科目に無い"電動アシスト自転車"も勝手にレンタルしているし、やりたい放題の条例破り業者でーす。
たった二つしか議案のない産業厚生常任委員会での審理なんだから、条例を調べて委員会に望むくらいの事を議員はしないのか❓
八人も産業厚生常任委員会には、委員長を含むメンバーが居て、熊高昌三議員が気付いたような内容に、他の議員は気付かないなんて…、議員失格です。
指定管理業者も業者なら、執行部も怠慢です。土師ダムの指定管理業者は、山本優元議員の後援者だから、条例違反なんか見逃していたのか?
そして、優さんが落選したから条例をシラっと改定し実態に合わせて済ませる、実に石丸以前の安芸高田市がやりそうな手口で、藤本市政になり復活したのかなぁ❓
結局、熊高昌三議員が指摘したが、執行部は何の反省もなく、『実態に合わせる』ことに、まんまと成功しました。安芸高田市らしい結末です。