石丸伸二市長から、藤本悦史新市長に7月に交代して、5ヶ月という歳月が流れて、9月に定例議会が開催され、新しい補正予算など藤本色の市政も見え隠れする議会となる中、
11月を迎えて安芸高田市は、満期改選任期を迎えた市議会議員選挙が行われて、20人の立候補者による16議席を争う選挙戦の結果、現職の議員には残酷な選挙結果になったと言えた。
藤本悦史市長は、まず、市役所の開庁時間を石丸市長が働き方改革と市の財政健全化から 9:00から17時に時短したのモノを、当選直後に8:30から17:15の以前の長い開庁時間に戻します。
これは中國新聞などメディアに質問されないから、暗黙のうちに粛々と開庁時間を変更しただけで、説明など一切無し。財政健全化ダケでも8:30から16:15にしないの?と、思いました。
また、認定こども園は市長と執行部の田んぼアート跡地構想と2029年に開業と言う構想は白紙撤回して、兎に角、吉田町内に新たな候補地を確保すると言う方針は打ち出すが実現の目処は未定とする。
その代わりに、臨時避難の幼稚園と保育園は、早急に用意すると言うが、まだ、実現していない。どうやら、吉田町に知人の土地が在るらしいが、認定こども園に足りる広さではないらしく、
臨時こども園を、大雨の予報の時だけ利用する緊急避難を提案して、その知人の土地を市が借り受ける算段をしようと考えているらしいのだ。もしかすると臨時こども園を作って、認定こども園は頓挫させる気かも?である。
そして、何より補正予算でびっくり‼️したのは、甲立駅の無人化を中止させて、甲迎館に居る"こうだ21"に補助金を出す決定と、安芸高田市を支援する会の助成金を復活させると言うのだ。
どちらも不適切な資金流用の会計報告を石丸市長から指摘されて、指定管理者の随意契約を打ち切られたのだが、藤本悦史市長は突然の打ち切りは可哀想だと、思い遣りの予算を取り敢えず四年間は払うと言う。
こうだ21は、市から貰った指定管理料金で、ゴルフコンペの景品を大量に買っていたし、支援の会は演歌歌手を呼んで盛大な忘年会を広島市内で毎年やっていたのだ。実にけしからん❣️から打ち切られたのに…、藤本市長は可哀想だと言う。
一方、中学校の統合問題は『市長との対話集会』と言う名のタウンミーティングが11月19日の吉田町・クリスタルアージョ 小ホールを皮切りに、12月3日の甲田町・甲田文化センターミューズ 研修室まで12回も開催されます。
これは、旧六町の吉田・高宮・美登里・八千代・向原・甲田を各2回ずつ2週間掛けて行うタウンミーティングですから、さぞ実りある対話集会になるはずなんですが…。
藤本悦史市長は、この『市長との対話集会』と言うタウンミーティングを、政策の柱にしようとしていて、どちらかと言うと、豊かな発想でリーダーシップと行動力の石丸伸二市長とは大きく異なります。
石丸市長は、良かれと信じて電光石火❣️リーダーシップを発揮するタイプなので、「独断先行じゃぁ〜‼️」「生意気な若造めぇ❗️お灸を据えちゃる❗️」と、政策の良し悪しに関係なく清志会を中心の議会から反発を喰らいました。
だから、どうも政策の中身よりも、市民と会話していますし、何なら議員さんも来てネ‼️と、藤本市長は既成事実から入る作戦のようでして、こんなに沢山集会やると意見は集まるだろうけど…、収拾付かなくなったらどうする積もりなのか⁉️
藤本市長って、最後の決断は自分がやる‼️と、強いリーダーシップを発揮するのか❓まさか単に、多数決して予算の嵩む玉虫色の結論にはいないよねぇ⁉️この『市長との対話集会』がどんな成果を生むか❓
新しい安芸高田市の次の四年間を占う意味で、凄く重要な取り組みだし、新しい市議会議員の皆さんは、厳しい目と、鋭いアイデアで、『市長との対話集会』を良い議論の機会に是非して下さい。
藤本悦史市長は、議会や安芸高田市長会見のコメント欄を廃止したり、切り取り動画は禁止するような、言論封鎖型の考えを持つ市長だから、『市長との対話集会』も気を付けないと市長の都合のいいように言論統制されるよ⁉️
現に、今日までに3回『市長との対話集会』は終わったけど、動画はYouTubeに上がらないし、勿論、議事録もない。公開されるのか?藤本市長だから、凄く心配です。