石丸伸二氏が次点となった7月の東京都知事選挙、そして今回11月17日投開票の兵庫県知事選挙は、SNS選挙だ❣️と、モテ囃されている。


その特徴は❓


単に選挙において、候補者や支援者がSNS、YouTube・X・Instagram・Facebookなどを駆使して情報発信しているだけではない。

先に申し上げた二つの選挙は、石丸陣営、斎藤陣営がSNSで情報発信しながら、街頭演説に聴衆の動員を増やし最終的に投票率を爆上がりさせて選挙に爪痕を残したり、圧勝したりする様をSNS選挙と呼ぶ。


石丸氏は「東京から東京自身の一極集中を終わらせる❣️」と、言って都知事に立候補した。明らかに、小池百合子や謝蓮舫とは毛色の違う候補者でしたが、最初は全く注目されませんでした。

だから、地上波のテレビは石丸伸二など全く扱わず、小池 vs 蓮舫と国政の代理戦争と言わんばかりに、衆議院選挙の前哨戦と位置付けていた。

因みに、元乃木坂の山崎怜奈とか言うピントハズレの知ったか女は、この構図を指して意見したかったのか?だけど、石丸さんに言うのは見当違いも甚だしくて話にならん‼️

こうして、謝蓮舫が都内で街頭に立つと自民党口撃❣️政治と金💰、裏金問題しか言わないで、小池百合子は関係ないのに、小池も裏金か?という印象操作をしていた。

そして都知事選序盤に都民が『またかぁ⁉️』と蓮舫にヘキヘキしていると、石丸伸二氏が街頭に立ち、地元民の暮らしから話は入り、地方自治、そして日本の問題点と東京の未来に付いてコンパクトに10分位演説をする。

最初は10人、20人の聴衆だった。この演説がSNSを使いネット上で拡散されると、翌日の街頭演説会の聴衆が50、100と増えて行った。コレは石丸伸二氏がSNSの使い方を熟知しているから聴衆が増えた訳ではない。

選挙にSNSを利用している候補者は数多おりますが、なぜ、石丸伸二氏がSNSでバズり街頭演説会に聴衆が雪だるま式に増えたのか?それは…。ただ、ただ、石丸伸二と言うコンテンツが優秀だったからなんです。

あの演説、短いながらも聴衆の心に響く感動の詰まった演説で、地域に根差した話題を上手く掴みに使うし、安芸高田での市長経験を通した地方自治の本質。そして、最後に語られる日本の未来に聴衆は夢を感じないでは居られない❣️

この組立ての石丸スピーチに、日に日に聴衆は中毒になりアレよ❗️アレよ❗️と言う間に演説を聴きに集まる聴衆が1000人規模に膨らむと、投票率が期日前段階で前回を5ポイント以上上回り、結局、石丸伸二が謝蓮舫を抜いて165万票を獲得します。


一方、兵庫県の斎藤知事の場合は、もっと深刻な地獄から事は始まります。兵庫県知事となり改革を押し進めた一期目を三年過ぎた或る日突然、事件は起こります。

県庁の幹部職員、県民局長から悪事を告発する文書を、マスコミ各社と県庁内にバラ撒かれて、「パワハラ疑惑」「おねだり疑惑」「贈収賄疑惑」で告発を受けます。

ただし、最初この告発は所謂内部告発の態で、県のコンプライアンス事務局に『公益通報』として告発されたのではなく、単に、新聞マスコミ、県庁の幹部宛に怪文書を撒かれて、信用を失墜させられたダケなんです。


コレを受けて斎藤知事は、怪文書の発信源を当然、調査するのですが…コレを議会からは、『コンプライアンスに拘る公益通報者保護法に抵触している‼️』と追及を受けて百条委員会まで設置され証人喚問されて完全に犯罪者扱いされます。

剰え‼️この県民局長が「市長のパワハラに殺された❣️」と、遺書を残して百条委員会で証人として県知事のパワハラ疑惑を証言する前日、自殺するに至り斎藤知事の悪事が確定したかの様にマスコミも百条委員会も一斉に騒ぎ立てて、

斎藤知事の悪事はまだ、百条委員会で最終結論が出されていないにも関わらず、早急に幕引きに県議会は動き出して、斎藤知事の不信任決議案を全会一致で採決し、知事の職を議会が罷免するのです。


よーく考えて下さい。パワハラが事実でそれが原因で県民局長が自殺したのなら、知事は罷免とかで済ましちゃだめよ。刑事告発して逮捕・留置場に収監して裁判に掛けないとダメ‼️

パワハラで人を殺した奴を選挙に出している場合かぁ‼️また、刑事告発しないからバカな兵庫県民は「人殺しの斎藤に投票するな❣️」とか言う。普通は「人殺しは選挙に出すな❣️」だろう、バあ〜かぁ。

それなのに、新聞とマスコミ、県議会に踊らされて「パワハラ人殺しの斎藤を許すな‼️」言うて、稲村に90万票入れた兵庫県民は、投票する前に刑事告発せぇ❣️殺人犯を選挙に出してどうする⁉️

結局、検察・警察を動かす刑事告発する証拠なんてないのは百も承知の県議会とマスコミが、斎藤知事を不信任で罷免しとけば、アホな県民やし気付かないと鷹を括っとんねん‼️

出直し選挙したら斎藤知事が再当選なんかするハズはない。だって「パワハラ人殺し野郎‼️」とのレッテル貼りだけは浸透しとるから、浅はかな兵庫県民は疑問など抱かない、だって地上波と新聞は連日、斎藤知事のネガティヴキャンペーン❗️続けるから。


こうして、斎藤知事は新聞とマスコミ、そして県議会の陰謀で葬り去られる所でした。


ところが、矛盾に気付く普通の市民・県民がネットの社会には居たのです。まず、パワハラで人を死なせた❗️と言うなら、不信任や罷免で済ませるな❗️刑事告訴しろ❗️と言う至極当たり前の声が上がります。

そんな奴、出直し選挙とか出していいの❓人殺しでしょう❓と言う疑問が直ちに湧き上がるのですが…、調べると直ぐに斎藤知事には、人を殺す・死なせる様なパワハラの事実は無いと分かります。

そりゃそうです、人が殺される規模のパワハラですよ。どんだけ陰湿でどんだけ日常的でどんだけ追い込んでいるかぁ⁉️そんなもんがバレない訳がないし、沢山、目撃・噂の見聞きで溢れてないと…、それが全くないのです。

おかしい⁉️とネット民が感じ始めた頃、どうやら改革を押し進める斎藤知事と兵庫県庁の幹部職員、並びに県庁OBの市長や県議会議員の間に、利権問題で対立があるのが直ぐに知れます。


そして、ネットで調べたら直ぐに分かる事ですが、兵庫県の県知事って坂井時忠、貝原俊民、井戸敏三と旧内務省・自治省の役人がなる天下りポストで、坂井・貝原は四期16年、井戸は五期20年知事を務めている。

実に半世紀以上も、昭和の匂いが漂う官僚支配の地方自治をやって来て、市町村も県庁も中央集権で自治省のお役人様の支配を受け続けていたのである。そこに旧自治省である総務省から、若い新しい知事・齋藤元彦氏を迎えたのだが…、大阪に出向していた時代に財務の腕を買われて維新の吉村知事のお気に入りだった斎藤氏。

そんな縁もあり兵庫県議会で躍進した維新の推薦と、自民党兵庫県連、公明党、そして立憲も相乗りしてオール与党の斎藤知事が誕生する。

しかし、斎藤知事は長年自治省から天下りして来た官僚らしい老獪な知事とは異なり、財務の能力を如何無く発揮する遣り手の若い知事だった。財政再建‼️とか言い出す。県庁の役人じゃなく県民の方を向いて仕事を始めるのである‼️

井戸前知事時代に構想5年。念願の1000億円庁舎の建て替えも、就任早々に見直しを指示!また、天下りの温床だった青天井の定年を65歳厳格化を指示。更には反社も食い込む港湾の利権にもメスを入れた。

そこで、兵庫県庁は勿論、労働組合も、市や町村の自治体の中からも、天下りや補助金、公共事業を容赦なく切り詰めて財政再建に邁進する斎藤知事を煙たがり嫌う動きが本格化するのです。

そして件の明石県民局長が、怪文書をバラ撒く事件に端を発っし、議会が騒ぎ出して、最初は知事を庇っていた維新も反斎藤に組みして、これになぜか?マスコミも乗って連日ワイドショーはお祭り騒ぎに‼️

バカな県民が、「人殺しを知事に再選させるな❣️」をスローガンに、知事選を戦うのだが、まだ、騙されない県民がかろうじて多数だったから、斎藤知事は地獄の淵から蘇ります。


須磨駅の駅前で、ボランティアもまばらにビラを配る中、誰も聞いては居ない辻立ちの街頭演説を開始する斎藤元彦前知事。それでも、自身の再選を信じる気持ちには心を動かされます。

そんな中、ネット民は斎藤元彦前知事を見捨てなかった。「人殺し野郎を再選させるな❗️」と、叫ぶ対立候補に、斎藤さんは悪口を返さない。自分の実績に絶対の自信がある彼は、県民に兵庫県政の未来だけを語ります。

「私がやって来た3年間を見て下さい❗️」「こんな事で、県政を止めては行けない❗️」「早期に、来年度予算を編成し、斎藤元彦は県民の皆様の為に身を粉にします❗️」魂の叫びは県民を動かしました。


この斎藤元彦知事の街頭演説も、コンテンツとして素晴らしい👍だから、ネット動画はパズルし演説会の聴衆が倍々に増えるから、駅前に人集りが出来るのだ❗️初回の須磨駅が嘘の様だった。

それでも、尚、未だに「あなたは、人殺しに何故?投票したのか⁉️」疑問を投げ掛けるバカが居るけど、そんな疑問の前に自分で調べて刑事告訴しなさい‼️と、言ってやりたい。

人殺しなら、たとえ知事に当選しても逮捕されます。日本は法治国家だから、北朝鮮🇰🇵とか、中国🇨🇳ではありません。人殺しは証拠を示して刑事告訴したら逮捕されます。

結局、斎藤元彦知事のSNS選挙は、14%以上投票率を押し上げた結果、12万票近い大差で、斎藤元彦氏が知事に返り咲いたのです。