杜甫の『春望』の有名な冒頭部分である。


この詩(うた)では、戦禍に翻弄される祖国・家族・自分の行く末に暗澹とする心情が本来楽しかるべき春の陽光や花鳥とは裏腹に対比される形でうたわれている。

戦乱で家族と離散した悲しみを核としつつ、官僚として国の存亡を憂うる社会性も備えた作品になっている。

冒頭の二句(首聯)は特に名高く、自然に秩序があるように社会にも秩序がなければならない、という自然と人間の融和は杜甫の生涯を貫くテーマであり、泰然とした自然と浅ましく乱れた社会という齟齬を目の当たりにした慨嘆が首聯で端的に示されている。


戦争で荒廃した故郷を改めて見た、役人(官僚)の杜甫が人間の無力と儚い栄光栄華を憂いながら、変わらぬ大自然の力を痛感して詩にした作品である。

同じ様に、昨日の安芸高田市議会議員選挙で、8票差で新人候補の益田一麿氏に破れてしまった田邊介三候補は、安芸高田の変わらぬ大自然に対し『夢破れて山河有り❣️』と、感じているのか⁉️


令和6年11月、安芸高田市議会議員選挙



定数16人の枠に20人が立候補して、その打ち分けは現職13人、元職1人、新人6人で激しい選挙戦が争われた。その結果、下記の様な票数となり上位16人が当選、そして4人が惜しくも涙を飲んだ。


市長選では藤本悦史市長に敗れた熊高昌三候補が、1,124票獲得しトップ当選❣️ここから上位5位の熊高しんじ候補までで、5,007票を実に集めてしまっている。

よって、残る得票数は8,100票あまりになり、これを15人が取り合う訳だから、average540票が安全圏となり、13位の石飛候補まで当確!残る3議席を7人が争う大接戦だった。

まぁ、森谷候補のビリは確定だが、他の6人は150から200票差に入ると、残り1,200票の開票を待つ段階でも当落はハッキリとはしなかったのだ。

実に2,700票を6人が取り合う展開❣️average450票の争いになると予測されたが…、最終結果が出ると悲鳴に近い感嘆の声が上がった。


益田一麿 453

田邊介三 445


まさにaverageの450票が、当落の彼岸となる結果とは皮肉。しかも、たった8票差で、天国と地獄なのだ!うーん、田邊介三!森谷氏の22票が欲しいぜ‼️


結局、現職が2名落選して、新人候補は4人当選した。(新人2名落選) 安芸高田市議会は新しい血の入れ替えが民意で起きたと言えるのか⁉️

正直、田邊氏より山根温子議員や宍戸議員の方が要らない気も強くするのですが、選挙が民意と言われたら…、後援会長のハッピーチンゲンサイさんはやけ酒気分だっただろう。


ウーン、やはりドブ板選挙健在の安芸高田市だ。後援会の引き締めと、PTA組織を利用したお願い🙇。そして、地域社会特有の『掟』による、先祖代々の候補者支持だ。

「◯◯町で生活しよるんじゃけぇ〜、××さんに投票するが当たり前‼️」

と言う『掟』による"縛り"が、旧六町時代から安芸高田市には現存する。

もし、この『掟』を破る奴がおったら、激しい恫喝に遭うし、それでも従わない場合は『村八分』だ❣️


SNSの選挙と言われて、兵庫県知事選挙とかは、15%から20%の投票率がSNSで急上昇したが、安芸高田市は3%減っている。

今回の選挙に、SNSの風が吹き石丸イズムの政治改革が起きていたなら、投票率が75%とかに成らないと嘘で、そうなったなら、ドブ板選挙の老害候補は一掃されます。

まだまだ、熊高昌三氏やシセイ倶楽部の力では、SNS旋風!嵐は安芸高田市には起こりません。SNSの使い方の問題と言うより、コンテンツとして兵庫の斎藤知事ほど魅力がないのです。

石丸伸二に匹敵するコンテンツが有ってこそ、SNSがバズり投票率は爆上がりするのです。悲しいけれど、枯れたオワコンがSNSを使っても投票行動には響かないと言う結果でした。