ダピンチ氏のチャンネルでも、話題になさっておられましたが、安芸高田市の市議会議員選挙は、定数16名の所に、20人立候補しているから、単純に4人落選すると囁かれていますが…。
必ずしも、4人ではありません。もっと増える可能性が御座います。それは、『法定得票数』と言う候補者の乱立防止目的の「レギュレーション/縛り」が設けてあるからです。
ダピンチ氏のYouTubeチャンネルでは、全く詳しく解説されなくて、不満!疑問!が渦巻いている貴方の為に詳しく解説します。
ダピンチ氏自身が興味のない内容らしく、『法定得票数』についての解説は全く無くて、「210人以下だと落選❣️」と、乱暴な結論でした。
◆法定得票数
有効投票総数を当該選挙区内の議員の定数(選挙区がないときは議員の定数)で割って得た数の4分の1以上の得票
この法定得票数とは、議員に立候補する際に供託金と言うお金を担保して選挙に出させて、選挙終了後に『法定得票数』を超える投票数に達さないと、供託金は市から没収されます。
即ち、『法定得票数』に満たない得票数だと、たとえ、今回の市議会議員選挙で16番目であっても当選‼️とはならない"足切り"制度が先にある事を意味します。
つまり、得票数の順番より『法定得票数』が優先なのです。そして、『法定得票数』は投票率によって変わって来るから厄介です。ダピンチ氏のチャンネルではその辺りも触れませんでした。
ダピンチ氏がまさか『法定得票数』を理解していないとは思わないけど、全く興味ないのか?触れないし深掘りしない。再生が伸びるファクターじゃないのかなぁ?
例えば今回、安芸高田市の有権者数は、22,082人ですから、投票率が60%で、法定得票数を計算すると、22,082×0.60÷16(定数)÷4=207.0188人、208人以上が投票してくれないと、16番目に滑り込んでも候補者は落選です。
以下同じ理屈で、投票率が65%なら224.270、225人。55%ならば189.767、190人と法定得票数は推移します。つまり、5%投票率が変わっただけで法定得票数は10数人規模で変動するのです。
因みに、法定得票数に達しない足切り落選が起きたら、安芸高田市議会はどうなるのか?それは、補欠選挙をやるまでは、定員割れで議会を運営する事に成ります。
ダピンチ氏のチャンネルでも、指摘が有りましたが、上位当選の候補者が高い票数を取ると、下位の皆さんは法定得票数との戦いになります。
前回は、18人立候補して金行さんの573票がブービー当選❣️次点候補は506票でした。今回は明らかにコレより当選ラインは下がるから、300から400でも当選するでしょう。恐らく⁉️
だからドブ板の強固な後援会とPTA網を持つベテラン議員は、強い締付けで集票するから、3人、4人は1000票超えになる予測です。
その条件で、投票率が予想通り62から65%の間ならば、350で14から16番目の候補が決まる争いかなぁ?と、予測しています。いずれにせよ日付けが変わりる頃には決着するかなぁ⁉️