安芸高田市の市議会議員選挙の様子を告示日から、7日間、主にYouTubeと Xでそれぞれの候補者の演説を追ってみました。


候補者それぞれに、選挙の内容についてはアピールのやり方に個性があるし、何が正解か?は人それぞれで各自がノウハウを持っている。

そんな中、私は熊高昌三さんと、シセイ倶楽部の南澤さん、田邊さん、そして小松さん。更には新人の益田さん、浅枝さん、そして森谷さんをウォッチした。

尚、金行さんと山本数博さんのお二人は、選挙活動初日と最終日だけを動画配信で偶々見たが、それ以外は詳しく知らないのだが、余りにインパクトがあったから少し触れておきますネ。



まず、熊高さんは演説が脱線するのが魅力であり、欠点でもある。良い話をしているのに、何かふと思い付いた話題に脱線し、話を無駄に長くした上に元には戻らなくなる。

「何の話だったかなぁ〜⁉️」と、本人が言って、今日はこの話でと決めて来ていたのに…、勢いで脱線する。豊富な体験と31年間の議員生活の年輪が垣間見える話なんだけどね。



次に、シセイ倶楽部のお3人と、新人の益田一麿さんの4人で市内各地で演説会をして廻っていて、特に選挙活動終盤の三日間は大変な盛り上がりを見せた。新しい安芸高田市の選挙スタイルだ。

1日三カ所、四カ所で、午前中から夜中まで、2時間ちかい時間、活動報告と公約の紹介をして、最後に市民と意見を交換する。偉いのは、四年前の南澤・田邊両候補の公約を検証する所から始める。

そして、この四年前のシセイ倶楽部のお二人、南澤氏と田邊氏の公約の行く末を検証した演説会の中で公開された動画が実に面白いのだ。

シセイ倶楽部のお2人は議会に対し、新風を吹き込んで風穴を開ける‼️議会を市民に近い物にして可視化したい‼️と、公約を掲げたのだが…。

右も左も分からない2人だったが、委員会に所属し、全員協議会という議員だけの会議にも出始める。ただし、全員協議会は本来なら執行部も市長・副市長、そして事務局長が出席するものらしいが、

市長が居眠り💤恫喝問題を、旧Twitterで暴露して動画が大炎上する騒ぎとなり、全体協議会にはこの炎上🔥を市長が謝罪しないと開かないと議長が言い出し頓挫するのだ。

そして、議会・議員は市長が悪い!謝罪するまで対話しないと言うし、市長は市長で事実を公表して何が悪いと、議論にもならぬまま入口で意見は平行線になるが…。

そんな中、議会の内部には、各種委員会があり本会議で議題を審議・審査前に、各種専門委員会で議論されて事前討議された結論が本会議に掛けらる。だから、各種委員会が議員の腕の見せ所、議員同士が議論をする場なのだ。


しかし、


安芸高田市の市議会は、少し様子がおかしい‼️委員会討議が一切ないのだ。つまり、議員同士、各人の意見を主張し合う風習?がない。議題が出るといきなり委員会議長が採決して、賛否だけを確認する。

副市長案も、無印良品の時も、勿論、認定こども園も、委員会審議は無く採決だけされるから、本会議討論だけを経て多数決されるのである。だから、南澤・田邊の両氏は言う、こんな大事な案件をなぜ?議員同士が意見を戦わせないのか?と。

そして議長を独占する清志会は、結局、多数決で決まるんだから議員同士の議論など時間の無駄だ!と、真顔で言い、数の論理で全て押し切るから取り付く島がない。

「市長は対話がない。」「議員とコミュニケーションを取らない。」「市長は何でも独断だ!」と、清志会は主張する一方で、議員同士の運営、議運や全体協議会の進め方は、丸で市長を批判する事を自らが実践している!と、南澤・田邊両氏は痛感する。


つまり、安芸高田市議会は、「対話がない」「コミニュケーション不足」「独断専行」と市長を批判するが、結局のところ議会、議員、清志会が、そっくりそのまま当て嵌まるし、市長に言う前に我がフリを直せ❣️と痛感するのである。

そして、そんな議会に出したシセイ倶楽部の結論は、彼ら清志会の議員とは対話や議論で、分かり合える事はない。結局、市民を動かして彼ら・清志会を落選させて議会から一掃するしかない。

これを訴えて、シセイ倶楽部の皆さんは安芸高田市内を演説会して廻っておられました。やっぱり、演説会に来ていた高齢者には多数居ます、石丸伸二前市長が悪い!と、怨み節を言う市民❣️

「市長は聞く耳を持たない!」「弁だけ立つ、生意気な若造!」「なぜ、美術館を無くす!」「なぜ、婚活事業を辞めた!」と、文句を言うオバさんが。

でも、婚活カップルに、あなた❗️自腹で64万円払いますか?と、言われたらグーの根も出ないし、美術館に何回行った?と、聞かれたら二、三年行った事すらないのだ‼️清志会のアンチ石丸の刷り込みは素晴らしい❣️




そして最後に選挙の告示日に出陣式を見た金行候補と、選挙活動最終日の動画を見た山本数博候補の様子をお知らせして、今日の投票結果を見守りたい。

金行候補は、実に七期目を迎える元祖『掟』のベテラン議員である。出陣式ではご夫婦で仲睦まじく選挙を戦う様子が実に微笑ましい。これほどまでに、人柄の滲み出る候補が安芸高田市に居るだろうか?

誰の悪口も言わないし、地道な地元貢献が人柄から滲み出る。こいうお爺ちゃんを地元の人は応援したくなるもんだ。金行さん❣️七期当選して欲しい。



一方、二期目を虎視眈々と狙う山本"ルル"数博候補。知名度は安芸高田市議会議員でもトップクラスだし、金行候補が花咲爺さんの良いお爺さんなら、数博候補は悪いお爺さんの代表だ❣️

この日も19時前の暗い闇の中、駐車場🅿️に選挙カーで乗り付けて、後援者2名を従えてウグイス嬢の紹介で颯爽と姿を表す山本"ルル"数博候補である。取り巻きの2人がお決まりの石丸伸二の悪口から演説を始めて、マイクを数博候補に渡す。

諸悪の根源、石丸伸二を追い出したから、漸く藤本悦史市長と足並み揃えて『希望の持てる安芸高田市』に邁進できると、胸を張る山本"ルル"数博候補である。そして、その政策の三本柱を披露する。


  1. JR芸備線の存続❣️
  2. 若い世代が活躍出来る街づくり❣️
  3. ストップ・ザ、人口減少と少子高齢化❣️


まず、芸備線に関しては存続を願う地方議員勇士を近隣の自治体で集い芸備線存続同盟を結成するつもりらしいが、具体的にこの同盟と芸備線運営委員会との関係がイマイチ不透明なのと、

JR西日本、国にどう言う具体的な提案をして、芸備線を存続させる積もりなのか?芸備線の実態として大赤字な訳だから、それを受益者として負担する覚悟で安芸高田市民に訴える積もりかは言わない。

自治体が団結して存続を懇願したら、JRや国がヨシヨシ分かったと赤字路線を存続させてくれる積もりなのだろうか?そもそも、芸備線存続って安芸高田市民にとってそんなに重要課題か?議論しないから、それもよくわからぬまま、ルルは突っ走る‼️


次に、『若い世代の活躍❣️』が大事と言う数博候補。いい事を言うと思いますが、何をする積もりか?何を指して若い活躍と言うのか?よーく聞いてみると諸悪の根源、石丸伸二前市長が始めたe-Sportsだった。

それは思っていても言うたらアカンやろうe-Sportsは。石丸案件だぞ❣️また、箱根駅伝の選手育成もしたいと言うが、単に願望を口にしただけで、向原高校の駅伝部が強くならんかのぉ〜って話だった。


最後に、人口問題。国にも出来ない大問題だから、根本的に出生率を上げる政策を口にはしない山本"ルル"数博候補。何とかして、子育て世代が安芸高田市に来てくれかいか?と、願望を言うが…、具体策は思い付かないルル。

これも『どげんかしたい❣️』と、願望・欲望はあるが方法は分からない。兎に角、どっからか移住を考えとる人を連れて来ることが、山本"ルル"数博候補の目標、目的だけど…、やり方はよく分からないのだ。


この様に『希望に満ち溢れる安芸高田市を創る❣️』目標を立てて、3つの柱で市議会議員の二期目に挑戦すると仰る山本"ルル"数博候補。皆さん、彼に投票しますか?彼の希望に。